オーバーツーリズム | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

TVで オーバーツーリズムの問題を取り上げていた。オーバーツーリズムとは 許容量を超えて観光地に客が押し寄せることで、それは地元住民の生活に悪影響を及ぼすし、客自身にとっても 満足な観光ができなくなる。

 

TVでは 秋の京都や鎌倉の事例を挙げていたが、この現象はいまや世界的なものである (ベニスやバルセロナでは もう来るなの住民運動まで起きている)。 ローマに旅して かつては 1日に 7-8ヶ所も名所を巡れたのが、いまは 3-4ヶ所くらいしか周れなくなった。また予約が必要なところもあって、意のままには観光できない。

 

こんなことになったのは、観光に対し 多くの国で国民が時間的、経済的に余裕が出てきたこと、交通の発達により、皆が安く手軽に行けるようになったからだろう。

このトレンドの中で うまく旅行するには、夜討ち朝駆け的な時間帯を選ぶ、皆が避ける季節に行く、トップを避けて 2番手の観光地にする、効率的に動くため事前の研究を怠らない、などが対策になる。