春のアルザス~ローヌ旅行⑪ (博物館巡り) | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

リヨン3日目は織物博物館と装飾博物館へ行く。開館前の建物に大勢が並んでいるので、お~ここは流行っていると思い 開館を待つ。10時にオープンしたら 皆は他の部屋に向かい、結局入館者は私らだけと知る。入口に並んでいた若い女性たちは研修か何かで来ていたのだろう。織物博物館は 絹織物の街として知られたリヨンの織物の歴史を紹介する館で、隣接の装飾美術館は 16-18世紀の貴族の生活空間を再現したもの。いわばベルサイユ宮殿のリヨン版といったものだ。

それなりに楽しんで 次は映画博物館に入る。100年前にリヨンで映画が誕生したのを記念したもの。特殊撮影の技法が紹介されていて、興味深い時間を過ごすことができた。

 

2時からソーヌ川クルーズに出る。川面から見上げるリヨンの街は飽きることがない。遊覧船は二つの川に挟まれた半島を 先ずは上流に上り、途中でUターンして下流の半島先まで行く。上流に向かう川沿いは要塞や古い学校、教会などが多く、下流の半島先っぽになると 奇異な建物がいっぱい出てくる。チーズをイメージしたビルやコンフリュアンス博物館は 建築のイメージを覆すヘンなものだ。クルーズは新旧織り交ぜた建造物が楽しめ、思っていたより良かった。

 

  

織物博物館前に大勢が並んでいた      映画撮影で使われたフィギィアが並ぶ

 

  

新旧建築物が楽しめるクルーズ