夫源病とスイートルーム | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

巷に夫源病というのがあるらしい。夫の存在そのものが原因となって妻が体調を崩すという精神的な病で、夫が退職して在宅することになったのを機に発症するなどというやっかいな現代病だ。そしてその解決法は、夫婦間に距離を置くことだという。距離を置く方法として、できるだけ遅く帰宅するとか、短い期間別居することなどが提案されている。
その点 わが家に夫源病はない。25年の別居生活が燦然と輝く。毎週末に嬉々として私宅を訪ねてくるほどだ。2日間も遊んで、また同居の親元に帰る。

外国を旅行する場合も同じで、最近スイートルームの価値が分かってきた。スイートとは続きの間のことで、必ずしも豪華な部屋を指すわけではない。旅行中ずっと一緒に行動していたら一人の時間も欲しくなる。それでスイートの部屋が必要になってくる。それは夫源病予防の一手段でもある。