シントラへはホテル隣のロシオ駅から電車で40分。神戸の郊外にある有馬温泉へ行くみたいに 緑深い山を越えていくイメージがあったが、郊外住宅が途切れない中をシントラまで走る。ロシオ駅から乗った客の半分くらいが終点のシントラまで行くのかと思ったのが、ほとんど全員がシントラまで乗り、大賑わいの観光地である。
駅前から王宮や城壁を巡るバスが出るようだが、20分かけて王宮まで歩く。観光客が多いので入場券を買うのに手間取るかと心配したが､すぐに購入できた。王宮は見応えがある。他所のと違い生活臭が感じられ現実感がある。
シントラには10:20着で、2時間滞在して市内に戻ることにした。帰る頃になるとシントラ駅から王宮までの道は車の大渋滞で、ここは車で来るところじゃないと痛感する。
帰りの電車は朝のロシオ駅に戻るのではなく、オリエント駅行きであった。この際オリエントという所も観ておこうとそれに乗る。オリエント駅前は20年前に催された万博会場跡で､今なお施設が残る。朽ちているのも多いが水族館は小さな子で流行っていた。
広い会場を空中移動するゴンドラがあったので乗ってみたが、これが暑い。スキー場にあるのと同じものだが、空調がないのでガラス張りのゴンドラ内はむせ返る。川沿いを移動して景色はいいのだがとにかく暑い。おまけに一人10€も出して往復券を買ってしまった。
駅前のショッピングモールも大はやりで、何か食べようと思っても席が取れる状態でなかった。
緑の中のシントラ城 白鳥の天井画が有名
オリエント駅前の万博会場跡を歩く ゴンドラは乗らなくてもよかった