メリダ観光~面白メヒコ(Mexico)⑫ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

’16/05/04

チチェンイッツァへ行くのに カンクンから往復するより、メリダからチチェンに向かい カンクンに至るのがバラエティに富んでいいのではと考え、メリダを中継することにした

メリダはユカタン州の州都というが、小さな空港で いかにも地方都市のたたずまい。それだけに飛行機を下り、まっすぐバゲージクレームに進むと既に荷物は並んでいたという迅速さ。

案内所で市内行きのバスを訊くと、空港からバスは出ておらず 700㍍先に停留所があるという。そんな遠い場所は分からないから しかたなくTaxiで市内に向かった。Taxiが走り抜ける市街は 当に田舎町で全然活気がない。目に付くのは学校帰りの中高生だけである。車は とある建物の前で停まり、ここがホテルだと告げられる。


メリダで半日の空きがあったので 市内の観光に出ることにした。「…歩き方」にはユカタン博物館と 市役所の壁画の2つだけが紹介されていた。それで先ず博物館のほうへ行ってみた。歩いて向かう道中に人影はなく、こりゃどうってことない博物館だなと想像したが 実際にそのとおりで、見るべきものは何もなかった。展示室に何人もの監視人が立つが、客のいない監視は辛いだろうと同情する。メキシコでも文化の首都集中が著しい。


次に市役所の壁画を見にいく。1F2Fの壁に描かれているが、概して悲惨な暗い絵が多い。壁画はシティの王宮や文部省でも見てきたが、一種の歴史教育を意図しているのだろう。


  
見るものがないメリダの博物館     休憩したカフェのインテリアがすごい

  
市役所ホールは立派だが、壁の絵はおどろおどろしい