’16/05/03
初日に見て回る予定だったソカロ広場周辺の見どころが メーデーで閉まっていたため、改めて本日見て回ることにした。最初にテンプルマヨールというアステカ帝国の神殿跡を訪ねる。柵の外からも見渡せるので それで済まそうかと思ったが、実際に入場してみたら全然違っていた。
最初の文明遺跡があるのに 後世の文明が その上へ上へと建造物を建てていくので、発掘すると重層的に遺跡が出てくる。そして最後が地震の影響か 地盤全体が大きく傾いている。日本語説明がなくても何となく解る。付属の博物館も立派なもので見ごたえがあり、マヨールで2時間くらいを費やした。
次は隣の王宮に。警備が厳しく、入場するのにパスポートの呈示が求められた。観光にそんなものを持ち歩かないので ホテルまで取りに帰る(ホテルが近くてよかった)。パスポートは入場時に預けさせられ、退館時に返却された。鑑賞の目玉はメキシコの歴史という大壁画で、苦難の歴史がリアルに描かれている。
これより先に 近くの文部省でも建物内の壁画をさんざ観てきたので、壁画にはだいぶん飽いてきた。両者とも公的機関だけに 団体の観光客はいなかった。
さらにメキシコ市図書館とシウダデラ市場にも足を延ばした。