絶好のコンディション~ 野沢・春スキー② | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

.
  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

'15/03/27

飯山駅から野沢温泉へは村営バスで向かったが、飯山の市街を抜けたら 霧が立ち込めている。濃くなったり薄くなったりするが、数十メートルしか視界が効かないところもある。

どうして急に霧が出てくるのかと運転手に訊いたら、千曲川の川霧だという。昔 早朝にサンモリッツ湖畔を歩いた時も 湖面に霧が発生していたが、同じようなモノなんだろう。

足元の堤防には雪が残り、一面に真っ白な霧が立ち、霧の切れ間に冠雪の峰々を望むのは幻想的である。バスが川沿いから離れるに連れ 霧も消えていったから、なるほど(川霧とは)スゴイもんだと感心する。


スキー宿は前に利用したことのある温泉旅館だから 利用の要領は解っている。早朝から部屋を使用できるので、荷物を下ろし身支度をして 早速に山に出た。リフトの場所も コースもみんな知っている。天気は快晴、今日は金曜日だから客も少ない。これ以上はない好条件だ。

朝方のゲレンデは 雪が凍っていてツルツル滑る。それが 1時間もすると溶けてきてシャーベット状になる。こうなるとブレーキがかかり、滑りにくくなる。林間コースだと木陰は凍り、ひなたは溶けているので 動きの不規則なベルトコンベヤに乗ってるようなスベリになる。ここが技量の問われるところなんだろう。絶好のスキー日和と思ったのも 意外な伏兵がいるものだ。


天気は終日 雲ひとつない晴天で、これまでに こんなの経験したことあるかというほどのものだった。昼にリフト乗り場の温度計を見たら 1230㍍の標高で12℃あったから すごく暑い。次第に滑りにくくなるし、明日もあるから無理はすまいと 3時過ぎに初日を終えた。



  
道路標識に手が届くから積雪は3-4㍍か  こんな屋根雪だって気温は12℃


ブナの木々の間を滑る”上の平”コース