テロと旅行 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

.イスラム国に日本人捕虜が殺害され、引き続き日本人を狙うと宣言されたことで日本全体が戦慄している。外務省が中東方面への渡航自粛を呼びかけているのを受けて、トルコツアーのキャンセルも出ていると聞く。


衝撃的な事件だから 腰が引けるのはやむを得ないが、過剰反応の気がしないでもない。NYテロでもロンドン・テロでもそこに居住する人は何百万人もいるワケだし、その街()においても 特定スポット以外はあまり影響ないというのが実態だろう。ロンドン同時爆破テロやオスロ・テロの直後に それぞれの街を旅行することになったが、警備が厳重でかえって安全が確保されているように思えた。

5月連休にトルコ行きを予定しているが、同国は今回の事件に関与しているし、シリアとは長い国境を接するからビビらないこともない。そのためトルコへ行ってもイスタンブールから出ないようにする


考えたら以前スリランカを旅行したときは無謀だった。ちょうど国内紛争の激しいとき(旅行に出る前は知らなかった)で、毎日のように政府要人が殺害されていたし、首都コロンボは戒厳令なみに警備されていた。事情を知ったときはヒエーッと思ったが、実際にその場に居合わせると 自身も周りも普通の生活であった。


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                          オスロ・テロの犠牲者を弔う供花(oslo市内)