昨今の保育園事情①/5 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

政府が女性の社会進出を 積極的に後押ししていることもあって、いま保育園が注目を浴びている。仕事上 保育園に出入りする機会が多く、そこで見聞した最近の保育園事情を記してみる。


保育園は朝に登園して8時間くらい在園するのが通常であ るが、幼な子とて 食べて、寝て、遊んでいるだけではない。最近はいろんな芸を仕込まれる。英会話や絵画、マーチングバンドとか体操もある。園から団体でコナミへ水泳を習いに行く(団体割引が効いて安いし、ママも楽チン)とか、般若心経を唱えるところも・・・。 子どもが流ちょうに英語をしゃべったり、般若心経を暗誦したりするとママやお爺ちゃんは感動するらしいが、そのときの子どもは オウムみたいなもので、別に才があるわけでない。ベビーのマーチングは可愛らしいが、最近は騒音問題で 練習もままならぬらしい。


保育園には滑り台や鉄棒などの遊具が備えられている。子どもは遊びの天才などというが、ケガなどさせようものなら保育園は保護者からエラい目に遭う。そのため、ブランコはほとんどの保育園から消えた(ヨチヨチ歩きの子が近づいてぶつかりケガをする)し、砂場も目にしない。転んでも大丈夫なよう、園庭に芝が貼られるのは見た目もキモチいい。


  

まずは保育園(所)の基本的知識を