若い頃はドラマの影響もあってかシティH(ホテル)が憧れだった。立派な構えで洗練されているし、プールやジムも備わっている。しかし何度か利用するうちに都市Hは機能的だが、無機的だと感じるようになった。何百も部屋を有しているだけに、朝食で並ぶようなこともおきる。
その反動か そのうちに小さなHの利用が多くなった。ヨーロッパではもともとこじんまりしたHが多い。そんなHは 小さいゆえどうしても設備が劣るし、朝食などもシンプルになりがちだ。しかし落ち着いた雰囲気でゆったりした滞在ができるし、スタッフと距離が近いのがいい。その良さが次第に分かってきた。
最近はこれらと違うモーテルやアパートの利用も増えてきた。朝食は付かないが 代わりにキッチンが付く。人との関わりが少なく気楽でいいが、1泊で利用するような宿泊施設ではない。連泊向きだ。アパートだから豪華さはないが、部屋は概して広い。2人で旅行して四六時中一緒に居るのも息苦しいから、できたら2ルーム欲しいところだ。
そんなことで次のクロアチア旅行でも2都市(スプリット、ドブロブニク)でアパートを利用する。こんな古い街でも中心部に泊まれるのがアパートの利点である(大きなHは旧市街内には無理で、新市街に建つのが多い)。