あて違いの平日スキー ~ 雪まつりの札幌行き ② | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

'14/02/03

朝から曇りがちで、弱々しい陽射しがある。あまり寒くもなく 予報よりいい天気だ。こりゃゆっくり滑れると 藻岩山スキー場まで来たら おびただしい数のバスが停まっている。学校のスキー授業らしく、こどもがうじゃうじゃ居るではないか。当然リフトも長蛇の列で どうしたものかと思ったが、生徒が並ぶラインと 一般利用者のラインが別けられていて、一般利用者は生徒の列に横入りできるようにされていた。そのため 私らはほとんどフリーパス状態でリフトに乗れたので、学校の生徒たちには申し訳ない気がした。


引率の先生の話では、雪でグラウンドが使えない冬場は 体育の時間を何回か分まとめてスキーの授業に充てるので、札幌近郊のスキー場は 平日はどこもこんな具合に生徒で混むという。平日だから空いているだろうの期待は甘かった。却って大混みであった。

一般のスキー教室と違って 学校の授業は1グループの単位が大きく イワシの群れのごとくである。しかし 学校の授業だけに生徒たちは行儀よく、荷物はゲレンデの隅っこに並べ、昼休みも寒い中、荷を置いた傍らの雪上に 敷物を広げて静かに休憩していた。

どの学校も朝から来ていたが、昼も 2時を過ぎたら一斉に退却して、広いゲレンデがそれこそモヌケの殻になってしまった。スキー場は冷たい風が吹き抜ける寒々しい空間に一変した。


その後 強風で一部のコースが閉鎖

されコンディションはもう一つだった

生徒が去り、そして誰もいなくなった

地元のホープを応援しよう(休憩室で)