ホテルのTVにはたくさんのチャンネルが入っていたが、日本の放送はなかった。それで中国語のニュースを見ていたら、安倍首相が靖国神社に参拝したといって すごく憤慨している。韓国も怒っているし、アメリカも失望していると、他の国を引き合いに出して日本を非難している。それをトップニュースとして延々20分もやっていた。次の日もまた しつこくやっていた。中国や韓国に靖国アレルギーがあるのはよく報じられるが、豪のニュースにもなるくらいだから、首相の靖国参拝は他の国でもニュース性があるみたいだ。
日本で何か大きな事件があった場合、それが国際的にどれほどの意味があるのか測りかねるが、そんな時はネットでいろんな国のYahooを見てみる。英語圏なら何とか読める。中国や韓国は想像で読める。全く字の読めない国のYahooでも、その事件のことに触れているかどうかくらいは分かる。それでコトの重大さの判断がつく。
豪では新聞の株式欄でも Nikkeiなどは出てこない。街に中国人は多いから、たぶん中国情報は溢れているのだろう。ひきかえ日本人は見かけないし、影が薄い。街なかで向こうからアジア系が来たら まず中国人と思って間違いはない。
ぎょうぎの悪い中国の観音と 千手観音 (ビクトリア美術館で)