ゆるキャラ天国 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

いま住んでいるマンションの1階は 小売店が10数軒入居した小さな商店街になっているが、その商店街が 「ゆるキャラ」を募集するという。ついに 「ゆるキャラ」もここまで来たか、日本中が ゆるキャラだらけで、やりすぎちゃうか感 がある。

一昨年の夏に尾道を訪ねた時、ちょうど 尾道まつりというのをやっていた。そのメインイベントというのが ディズニーのパレードであった。オープンカーに乗ったミッキーやミニー(これらはアメリカのゆるキャラ)が 手を振って通り過ぎるだけだが、そんなドサ回りのぬいぐるみに 大人も子供もキャーキャー言って、異常に興奮している。あんなん何がエエんじゃと思うが、それが支持されているんだからしょうがない。

ゆるキャラもディズニーも 見栄えはカワイイが、中にはおっさんが入っとるんやぞ。以前 ゆるキャラに入る人に聞いたことがあるが、ぬいぐるみの中は非常に暑く、また 汗臭いという。そりゃそうだろ。クリーニングしようにも あんな姿だから高くついて、洗浄もままならぬらしい。

かくも ゆるキャラを悪しく言う私であるが、実はキティちゃん(ゆるキャラとちょっと違うが)のフィギィアを買ったことがある。もう30年も前になるが キティちゃんはデビューしたてで、今みたいにメジャーではなかった。職場の売店に立ち寄ったら キティちゃんが座った姿のフィギィアが売られていた。アタマの赤いリボンを押すと 「○時○分です」とキティちゃんが かわいい声で時刻を伝える音声時計(セイコー製)になっている。これは面白いと 思わず買って事務所へ持ち帰り、嬉しそうに見せびらかせた。少しの関心は引いたが、いくらしたのか価格を聞かれ、8千円と答えたら、お前はアホかと 散々バカにされた。

100回行こう、ヨーロッパ  ~ 世界旅行百話 ~
昔 運動会でこんな だるま人形を被って競走した。

いうならば ゆるキャラの元祖みたいなもんだ。