08/09
昨日はホテルに入る頃から雨が降り出し、強いめの雨が 2時間くらいにわたり ひとしきり降る。プールを終えた後 ビールを求めて街に向かう。ホテル前の通りを抜けて視界が開けたら、湖の向こうの山の低い所に 雲が帯状にまっすぐかかっている。幻想的で珍しい景観だったが、カメラを持っていなくて残念だった。そして今朝になって また湖方面に散歩したが、今度は水面に湯気が湧いていて大正池の趣き、これはこれで良かった。サンモリッツ湖は透明できれいだ。ゴミも落ちていない。そして街は高級リゾートらしく ブランドショップが立ち並んでいる。
ツアーがスタートして 9時半にサンモリッツ駅まで来ると、日本人客が大量に電車に乗り込んでいる。これほど多くの日本人がベルニナ特急に乗るのかとウンザリしていたら その車両は氷河特急の方で、私らのグループは別のホームに移動していった。タラタラついていくと 車内では既にかなりの人が着席しており、こりゃ遅れをとったと 急いで空き席を見つけたが、結果的にはいい座席を確保できた。高いベルニナの山を右に見ながら 氷河やそこから流れ落ちる滝、バレーに点在する村を眺める。それは壮大な景色で みな写真を撮りまくっていた。
終点のティラーノでバスに乗り換え 山肌のぶどう畑を見ながらコモ湖へ。コモ湖は北の端から南の端まで 湖面に沿って走り抜けたが、高級ホテルとかビラとかいった人工の景観が優れている、夕方 5時にルガーノのアルバトロホテル着。例によって駅まで出て ビールや水を買い求める。店員は話す言葉もボンジョルノとグラッツェの二本立てである。
夜は初めてのツアーディナー。マンチェスターから参加の夫婦と相席になり、イギリスの学校事情などを聞く。 1時間の食事の後 ルガーノ湖に出かけ湖畔を散策。ルガーノはサンモリッツと同様に 高級仕様の街並みである。
サンモリッツの山にはこんな雲がかかり、朝は湖面に湯気が立つ
ベルニナ特急の車窓から見る放牧と雪解け水の滝
高級ホテルが立ち並ぶコモ湖畔