絶賛ダイエット中の私。

あなたにとって「紅茶」はどういう立ち位置でですか?
コーヒーが飲めない方の選択肢の1つだったり、そもそも紅茶が好きだったり、と色々あるでしょう。
でも、私個人の意見ですが、紅茶専門店を除く多くのカフェ・ファミレス・ファストフード店ではコーヒーに並んで紅茶を置いていますが、大抵「ホット/アイス紅茶」「(ロイヤル)ミルクティー」「ルイボスティー」の選択肢くらいしかないことが...コーヒーも飲みますがどちらかと言えば紅茶の方が好きな私。
その紅茶に含まれる「紅茶ポリフェノール」が注目され、脂質に効果があるものだと。
そこで、今回は「紅茶ポリフェノール」についてのアレコレを見ていこう。
ちょっとその前に、紅茶が世間にどう浸透しているのか2種のアンケート結果をチェックしていく。
*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*
調査概要:「ちょっと休憩する場面における飲料・スイーツ選択実態」に関する調査
調査期間:2025年7月23~24日
調査方法:PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
調査人数:1,000人
調査対象:調査回答時に20~50代の男女と回答したモニター
調査元:株式会社サクラス(https://www.suqcha.com/)
モニター提供元:PRIZMAリサーチ
*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*
「ちょっと休憩しない?」と誘われたとき、どのような場所に行くことが多いですか?/「ちょっと休憩しない?」と誘われたとき、最初に思い浮かべる飲み物は何ですか?

『カフェ(チェーン店)(69.4%)』が最も多く、『ファストフード店(27.4%)』『ファミリーレストラン(27.3%)』となった。
『カフェ(チェーン店)』という回答が最多になり、アクセスの良さや提供スピード、メニューの安定感がその理由であると考えられる。
また、『ファストフード店』や『ファミリーレストラン』といった業態も一定の支持があることから、目的や同伴者によって使いわけている様子も読み取れる。
休憩=短時間という前提はあるものの、気分によって「ちょっとした贅沢」の要素も求められているのかも。
では、休憩という言葉とともに、自然に頭に浮かぶ飲み物は何か?
「『ちょっと休憩しない?』と誘われたとき、最初に思い浮かべる飲み物」について尋ねたところ、『コーヒー(69.7%)』が最も多く、『デザート系ドリンク(13.1%)』『紅茶(10.2%)』となった。
約7割が『コーヒー』と回答したことから、「休憩=コーヒー」という固定イメージが強く根付いており、日常的な飲料として浸透していることがうかがえる。
香りや味わいが気分転換につながりやすく、職場や街中での購買ハードルも低い点が支持につながっていると考えられる。
そのような場所で普段どのような飲み物を注文しますか?/紅茶を注文・購入する際、紅茶の種類や原産地を意識していますか?

『ホットコーヒー/アイスコーヒー(55.3%)』が最多で、『カフェラテ・カプチーノなどのミルク系コーヒー(33.7%)』『紅茶(ストレート・ミルク・レモン)(20.5%)』となった。
思い浮かべた飲み物と注文行動はほぼ一致しており、コーヒー系が圧倒的な支持を集めていることが改めて明らかになった。
一方で、3位には紅茶が入り、一定数の人が紅茶を好んで選んでいることも注目すべきポイント。
日常的な選択としてコーヒーが根強い人気を誇る一方で、紅茶にも着実なニーズが存在している様子がうかがえる。
では、紅茶を好んで選ぶ方は、どのような点にこだわって紅茶を選んでいるのか?
「紅茶を注文・購入する際、紅茶の種類や原産地(例:アールグレイ、ダージリン、和紅茶など)を意識しているか」について尋ねたところ、約6割が『よく意識して選ぶ(24.6%)』『なんとなく気にしている(36.7%)』と回答し、何らかの観点で紅茶を選んでいることがわかった。
紅茶を選ぶ際には、「種類」や「産地」といった細かな情報を意識している方が多く、紅茶が“香り”や“雰囲気”を楽しむ嗜好品として選ばれていることがうかがえる。
また、『なんとなく気にしている』という回答が多かった点からも、紅茶に対して一定の関心はあるものの、詳しい知識がない中で“感覚的に選んでいる”方も少なくないよう。
最近、紅茶を使ったスイーツやドリンクを見かける機会が増えたと感じますか?/最近飲んだ/食べた「紅茶味」nおドリンク・スイーツがあれば教えてください。

「最近、紅茶を使ったスイーツやドリンクを見かける機会が増えたと感じるか」について尋ねたところ、約4割が『とても増えたと感じる(7.9%)』『やや増えたと感じる(34.7%)』と回答。
一定数の方が紅茶系商品の増加を実感している一方で、半数以上は「変化を感じていない」または「意識していない」と感じており、認知の差があることがうかがえる。
ただし、実際にはコンビニやカフェのドリンク棚・スイーツコーナーでは、紅茶風味の商品が期間限定で登場することもあり、紅茶系の展開自体は着実に広がっている傾向に。こうした点から、まだ“静かに広がるトレンド”として浸透過程にあるとも考えられる。
では実際に、どの程度の方が紅茶味のドリンクやスイーツを体験しているのか?
「最近飲んだ/食べた『紅茶味』のドリンク・スイーツ」について尋ねたところ、『特にない(54.7%)』が最多になりましたが、『紅茶風味のケーキ、クッキー、チョコレートなどのスイーツ(20.7%)』『紅茶ラテ(17.3%)』『紅茶ソーダ、フルーツティー(13.0%)』が多く見られた。
過半数が未体験だった背景には、現代の選択肢の多様化や、販路が限定的であることが影響している可能性がある。
とはいえ、近年ではカフェチェーンを中心に、紅茶をアレンジしたドリンクメニューが登場するケースも増えており、紅茶の多彩な楽しみ方が提案される機会は広がりつつある。
実際に体験した方の中では、紅茶ラテやスイーツ、フルーツティーなどを用途や好みに応じて選ぶ様子も見られ、今後さらに広がっていく可能性を感じさせる結果となった。
「和紅茶(国産紅茶)」と聞いて、どのような印象を持ちますか?/「和紅茶(国産紅茶)」をどのような場面で飲みたい、飲んでみたいと思いますか?

「『和紅茶(国産紅茶)』と聞いて、どのような印象を持つか」と尋ねたところ、『香りが上品そう(45.8%)』『やさしい味わいを感じそう(34.6%)』『飲んでみたいと思った(28.4%)』が上位を占めた。
和紅茶に対するイメージは、好意的な印象が中心であることが明らかになった。
特に、「やさしさ」「上品さ」といった感覚的表現が目立つ点から、味の濃さや渋さよりも、穏やかな体験が期待されているといえる。
また、『飲んでみたいと思った』という回答も一定数見られましたが、実際にどのような場面で飲んでみたいと思うのでしょか?
『和紅茶』に何かしらの印象を持つ方に、「『和紅茶(国産紅茶)』をどのような場面で飲みたい/飲んでみたいと思うか」と尋ねたところ、『自宅でリラックスタイムに(57.7%)』が最多になり、『カフェやティーサロンで(41.0%)』『スイーツと合わせて楽しむために(27.0%)』と。
約6割が『自宅でリラックスタイムに』と回答したことから、和紅茶は「ゆったりとした時間」と結びついている傾向が明確に読み取れる。
特に、「自宅」「カフェ」といった静的な場面が中心である点から、日常の中でも余白や癒しを求めるタイミングに体験されるといえるだろう。
*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*
調査概要:「紅茶×自分へのごほうび」に関する調査
調査期間:2025年4月15~16日
調査方法:PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
調査人数:1,009人
調査対象:調査回答時に紅茶が好きな女性と回答したモニター
調査元:株式会社サクラス(https://www.suqcha.com/)
モニター提供元:PRIZMAリサーチ
*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*
普段、自分へのご褒美としてどのようなことをしていますか?

はじめに、「普段、自分へのごほうびとして行っていること」について尋ねたところ、『いつもより贅沢な食べ物・飲み物を購入する(60.3%)』が最多で、『ゆっくりと何もしない時間を過ごす(44.0%)』『スイーツを食べに行く(35.4%)』となった。
上位になった回答の多くが「味覚」に関連する行動であることから、日常のなかで「おいしさ」を通じた満足感を得ることが、現代女性の主要なごほうびの形となっているよう。また、『ゆっくりと何もしない時間を過ごす』といった精神的・身体的ケアを行っている方も多く、非日常的なものよりも「身近で手軽な幸せ」が重視されていることがうかがえる。
さらに、『特別な紅茶を飲む』と回答した方も約1割いることがわかった。
どのようなときに自分へのご褒美の紅茶を飲みたいと思いますか?

「どのようなときに自分へのごほうびの紅茶を飲みたいと思うか」と尋ねたところ、『休日のひととき(48.4%)』『癒されたいとき(46.4%)』『仕事や家事のあと(36.4%)』が上位に並んだ。
この結果から、紅茶は「特別なとき」よりも、「日常的」に飲みたいと思われている様子がうかがえる。
そのようなシーンでごほうび紅茶を飲むことで、気分やモチベーションにどのような影響があると思うか?
「自分へのごほうびの紅茶は、あなたの気分やモチベーションにどのような影響を与えてくれると思うか」と尋ねたところ、『心が落ち着いてリラックスできる(63.1%)』が最多で、『ストレスや疲れがやわらぐ(40.5%)』『小さな幸せを感じられる(40.5%)』『リフレッシュして気持ちを切り替えられる(36.8%)』などが上位に挙がった。
「心を整える」という穏やかな作用への期待が強く、紅茶が癒しやリセットのアイテムとして機能していることがわかった。
さらに、『前向きな気持ちになれる』や『「自分を大切にしている」と実感できる』といった感情面での癒しに対する評価もあり、精神的な快適さを支える役割を果たしていることがうかがえた。
ごほうびの紅茶を「日常的」に飲みたいという需要があることからもわかるように、現在、生活の中で身近な存在となっているコーヒーチェーン店が紅茶専門店を展開したり、大手のコンビニがコーヒーと同様に専用マシンによる本格的な紅茶を提供したりするなど、紅茶への注目が高まっている。
飲料メーカーも紅茶の商品展開に力を入れつつあると言われており、多くの方がちょっとしたときに紅茶で一息つける環境が徐々に整ってきているよう。
そうした“手軽に楽しめる紅茶”の選択肢が広がる中で、近年注目を集めているのが【和紅茶】。
和紅茶は、日本で栽培・加工された茶葉を使用した国産の紅茶で、渋みが少なく、やさしく穏やかな味わいが特徴。
最近では専門店の登場や、大手飲料メーカーのペットボトル商品化も見られ、徐々に認知が広がりつつある。
では、自分へのごほうびの紅茶に癒しやくつろぎを求めている方にとって、和紅茶はどのような魅力があるのか?
和紅茶の特徴で魅力的だと思うものを教えてください。

「和紅茶の特徴で魅力的だと思うもの」について尋ねたところ、『国産なので安心感がある(45.6%)』が最多で、『渋みが少なく飲みやすい(40.0%)』『やさしい味わい(38.4%)』という結果に。
上位になった回答は、いずれも「日本らしい安心感」や「やさしい風味」に関連する内容で、和紅茶が「日常に寄り添う存在」として高く評価されていることがうかがえる。
特に、「国産」という点は、品質への信頼や原材料へのこだわりが重視される現代の消費者意識に合致しており、購入・飲用の際の心理的ハードルを下げる要因として作用していると考えられる。
一方で、『繊細で穏やかな香り』や『地域ごとに個性がある』といった項目は、今回は控えめな結果となりましたが、これは和紅茶が持つ「奥深さ」や「作られる土地ごとの個性」といった特徴が、さらなるアピールポイントとなると期待できる部分とも言える。
ここで、スタバ、セブン、クラフトボスもコーヒーから紅茶へとブームになっていることを知っていますか?
「コーヒー」検索者は減少中

まずは、「紅茶」と「コーヒー」それぞれの検索データから、ニーズの実態を比較調査。(Dockpit(ドックピット)を使用して分析)
「紅茶」検索者数から見た「コーヒー」検索者数は、2023年6月は約3.7倍、2025年5月は約2.8倍となっている。「コーヒー」検索者が減少傾向にあり、両者の差が縮まってきていることがわかる。
「コーヒー」はコンビニ検索が目立つ

「コーヒー」の検索者が多い要因として、コンビニでもその場で淹れられるサービスがあり、店名で検索されやすいということが考えられる。実際に「コーヒー」との掛け合わせ検索ワードランキングでは、「ファミマ」「ローソン」「セブンイレブン」「コンビニ」といったワードが上位入りしており、仕事の合間などに手軽に購入しやすいドリンクであることがうかがえる。
「紅茶」はカフェインが気になる女性を中心に人気?

一方で「紅茶」との掛け合わせ検索ワードでは、コンビニ名は上位入りしておらず、「コーヒー」に比べて日常的に検索するシーンが少ないことがうかがえる。

「紅茶」検索においては、店名の代わりに「カフェイン」との掛け合わせ検索が1位となっている。「カフェイン」との掛け合わせ検索後の流入ページで、首位となっているデリッシュキッチンのページを見ると、紅茶のカフェイン含有量はコーヒーの半分と記載されており、カフェインによる健康への影響を考える人は「紅茶」を選びやすいということが考えられる。

検索者の性別を見ると、「コーヒー」は女性割合が約57%であるのに対し、「紅茶」は女性が73%、さらに「ハーブティー」では女性が82%となっている。妊婦をはじめとして、カフェインを気にする女性に紅茶が人気であることがうかがえる。
コーヒーから紅茶へ。商品化の事例
①セブン-イレブン「セブンカフェ ティー」
セブン-イレブンは、これまで専用マシンでコーヒーの提供を行っていた「セブンカフェ」にて、「セブンカフェ ティー」を全国展開していくことを2025年3月に発表。既に一部店舗で販売を開始しており、コーヒーを飲む習慣の少ない方などに好評を得ているそう。

ラインナップは「ホットティー」「アイスティー」「ホットミルクティー」「アイスミルクティー」の4種。茶葉は「ダージリンブレンド」「アールグレイ」「アッサムブレンド」の3種類から選べる。

「セブンカフェ」との掛け合わせ検索ワードランキングを見ると、「ティー」「紅茶」が首位となっており、世間の注目が集まっていることがわかる。
セブン-イレブンを筆頭に、今後コンビニ各店で紅茶シリーズが展開されるようになると、前述の「コーヒー」検索のように店名で検索する人が増え、「紅茶」検索がさらに伸びる可能性もありそう。
②スターバックス「TEAVANA™」
スターバックスは2016年10月から、ティーブランド「TEAVANA™(ティバーナ™)」を日本で展開開始。それまでの事業基盤であったコーヒー&エスプレッソやフラペチーノ®に加えて、新たな柱として販売をスタートさせた。世界のティーマーケットは2015年時点で1,250億ドル規模とコーヒーよりも大きく、年々市場が拡大していることから、スターバックスも当市場への本格参入に至ったそう。
スターバックス店舗で多数のティー商品を販売している他、ティーに特化した店舗として「スターバックス ティー & カフェ」も全国に19店舗展開されている(2026年6月時点)。

③サントリー「クラフトボス 世界のTEA」
サントリーは2025年3月より順次、「クラフトボス」の新シリーズとして「クラフトボス 世界のTEA」を発売開始。ラインナップは「フルーツティーエード ピーチ&マンゴー」「ティーレモネードwithクールライム」「ブルー セイロンティー無糖」「贅沢ミルクティー」の4品となっており、2025年6月時点では期間限定品として「台湾ライチティー」も展開されている。

サントリーは、世界的に茶カテゴリーが伸長しており、特に様々な茶葉やフルーツなどを組み合わせたアレンジティーの人気が高まっていることから着想を得て、新シリーズの発売に至ったそう。
著名な女優陣を4人起用していることから、サントリーが力を入れて「世界のTEA」シリーズを拡販しようとしていることや、女性をメインターゲットとしていることがうかがえます。前述のように「紅茶」周りの検索は女性割合が高いことが反映されていそう。

実際に清涼飲料カテゴリ内での購入金額シェアを見てみると、「世界のTEA」シリーズが発売された2025年3月からシェアを伸ばしていることがわかる。
さて、前置き的なのが長くなりましたが、「紅茶ポリフェノール」がダイエットにどう影響するか見ていこう。



第3次ブームで見直されるポリフェノールの底力
ちょっと日本の紅茶ブームを振り返ってみよう。
〇紅茶ブーム
第1次ブーム:
昭和50年代には紅茶が贈答品として流行し、昭和60年代のバブルにかけて日本にイギリスのティールームが上陸した。Fortnum & Mason、Laura Ashleyなどが日本のデパートに出店し、そこでアフタヌーンティーが知られてブームに。
ティールームで使われていた英国の陶磁器ブランド・WEDGWOODのWild Strawberry柄の食器をお嫁入り道具にするのが、トレンドにもなったのもこの頃。
第2次ブーム:
平成に入ると、外資系のホテルが次々とオープンにあわせてアフタヌーンティーを取り入れるようになり、その後、日系、外資系問わず多くのホテルが後を追い、2000年代に第2次ブームになった。
第3次ブーム:
現在、SNS、特にInstagramの流行を受けてSNS映えするとして若い世代を中心に人気となっている。今、流行のアフタヌーンティーは、メニューを見るとハイティーに近いものもある。日本だと混同されがちなだが、ハイティーとは軽い夕食を伴うお茶の時間のことで、バラエティに富む内容。
そして、カフェや専門店には個性豊かな紅茶が並び、楽しみ方も多様に。紅茶といえばリラックス効果のイメージが強いが、近年の研究では健康や美容を支える成分が豊富に含まれていることがわかってきた。
中でも注目されているのが、紅茶特有の「紅茶ポリフェノール」。
緑茶やウーロン茶とは異なる働きがあり、血糖値の上昇を抑制したり、脂質や糖質の吸収を穏やかにしたりする効果が報告されている。
紅茶ポリフェノールとその健康作用
1. ポリフェノールに関する基礎情報
ポリフェノールとは1つの化合物を指す言葉ではない。

フェノールとは…炭素と水素が環状に結合し、ベンゼン環に水酸基がついた構造。

ポリフェノールとは…このフェノール構造を分子内に複数持つ化合物の総称をいい、天然のポリフェノールは約8000種類存在するといわれている。
ポリフェノールは古くから機能性が期待されている。その代表的なものは抗酸化作用。この他、抗がん作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用など、多彩な機能があることがわかっている。例としては、お茶に含まれるカテキンは67LRというタンパク質に結合し抗がん作用を示す。また、ケルセチンというポリフェノールは、セノリティクスといわれる最近話題の老化細胞を除去する機能があることがわかっている。
2. ポリフェノールと腸内フローラの関わり
ポリフェノールの抗酸化作用や多彩な機能性は、基本的に小腸から吸収されて全身をめぐって働くと考えられている。ところが、最近の研究でポリフェノールの吸収率は実はそれほど高くないことがわかった。
食事から摂取されたポリフェノールのうち、小腸で吸収されるのは全体の約10%ほどであり、残りの90%は大腸の腸内フローラ(腸内細菌叢)で作用しているのではないかということが、世界的にも注目されている研究テーマとなっている。
こうした背景から、ポリフェノールは腸内細菌と相互作用があると考えられ、研究が進められている。腸内細菌の増殖促進または抑制、代謝変化、機能調節が考えられている。さらに腸内細菌がポリフェノールに与える作用として、構造変化や低分子化が考えられている。構造変化の例としてよく知られているのは、大豆ポリフェノールであるダイゼインからエクオールへの変化であり、エストロゲン様活性が上昇。

3.紅茶ポリフェノールと腸内フローラ
紅茶ポリフェノールとは…
世界の三大飲料は、紅茶、コーヒー、ココアといわれており、ポリフェノールを多く含み、人類の歴史上でも好まれてきた飲料。実は、紅茶の摂取量は水に次いで2番目、コーヒーよりも多く飲まれている。
紅茶のポリフェノールには、赤色を出しているテアフラビン類、紅茶の赤色の中心を担う複雑な重合体であるテアルビジン類、さらに複雑なテアブロウニンがある。
緑茶と紅茶は同じ茶葉からできますが、含まれるポリフェノールは大きく異なる。緑茶にはカテキンが多く含まれるが、テアフラビンは存在しない。紅茶に含まれるテアフラビンは、葉が持つ酵素によってカテキンが2つくっついたような形に変換される。そのため紅茶にはカテキンは少なくなるが、カテキンよりも強い脂質膜への作用が得られると考えられている。
このテアフラビンは構造上、リン脂質膜との親和性が高くなり、様々な生理活性作用が認められている。リン脂質膜は、腸管の細胞壁やウイルスなどの表面に存在。表面に作用することが重要で、受容体への作用や膜の凝集に働く。
紅茶に含まれるポリフェノールは、カテキン類の重合物でテアフラビンに代表される。ほとんどが小腸からは吸収されず、尿中に含まれるのは0.01%以下とされている。紅茶ポリフェノールの一種でテアフラビンよりも重合度の高いテアルビジンは、さらに難分解性、難吸収性と予想されている。
そのため、紅茶ポリフェノールは腸内フローラとの相互作用が期待されている。
紅茶ポリフェノールには、抗酸化作用、抗肥満作用、血糖値調節作用、血中脂質改善作用、便秘改善作用が動物実験などで認められている。紅茶ポリフェノールは短鎖脂肪酸を産生する菌を増やすことがわかっており、これが機能性に関係していると考えられている。さらに、テアフラビンの構造に由来する機能性も注目され、腸内細菌との関連性の解明に期待が持たれている。
4. 紅茶ポリフェノールの働き
紅茶ポリフェノールには数々の研究エビデンスがあり、ほんの一部がこちら↓
① インフルエンザウイルスの感染防止
② コロナウイルスに対する効果
③ 血流に対する影響
④ コレステロール濃度の低減
⑤ 脂質吸収の抑制
⑥ 血管疾患、虚血性心疾患、脳卒中の死亡率の低下
⑦ 抗肥満、抗腫瘍、抗ウイルス、抗酸化、静菌
などが報告されています。
マウス・ラット研究がある。
マウスに2週間、インフルエンザウイルスを水で処理したものを経口投与したグループと、紅茶で処理したグループを比較したところ、水では5日目から生存率が急激に下がり、10日目から生存率がゼロになりました。ところが紅茶では、生存率が100%を保っていたと。
コロナウイルスの研究では、カテキン類よりもテアフラビンの方がより強く、ウイルスを不活化する作用があることが認められている。
血流に対する影響は、ラットの研究ですがテアフラビン類は血流を短時間で増加させることがわかった。これは、テアフラビン類が腸管から吸収されるのではなく、腸管の上皮細胞から神経系を通じて脳に情報が伝達されることを示唆している。

これからもっと注目されていくんではないかなって思う!!
個人的にはコーヒーより紅茶の方が食事えおあわせやすいのでおすすめ。こんなに良い効果がたくさんあるなら飲まないのはもったいないので、コーヒー派っていう方もたまには紅茶に注目して見てはいかが?
無理ない程度にだけど、時には厳しくもしないとだらけてしまうからね。
アラフォーでもがんばる!!!