グロム(JC92)整備 | ツッタニブログ

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GWが終わりました。
GW中は日曜日が1回、期間中の平日が2日しか休みがありませんでした。

GWが終わった翌日が休みなのは、ちょっと得した気分です。

そんな1日でした。



桶川→モテ北→茂木
と完全燃焼で日程を消化してきたHRC GROM。

桶川前に軽く整備して以来、整備らしい整備が出来ていなかったので今回は整備をしながらNEWパーツを組んでいきます。


キタコ製 強化クラッチスプリング
JC75用ですがJC92にも使えます。

JC75のHRC GROMでも使用していました。


純正部品の右クランクケースカバーガスケット
JC92からケースカバーのガスケットはメタル素材になっているようです。


車体を寝かせて作業します。
(地面と接触する部分には木材で仕切りをしています)


右クランクケースカバーご開帳。
JC75までのグロムのクランクには遠心フィルターが付いていましたがJC92にはありません。
ケースカバーを外せば即クラッチメンテナンスができるので整備性が良くなりました口笛


コチラのギヤを使ってクランクとクラッチアウターを固定します。(終わった後に除去し忘れるとトンデモナイ事になります)


クラッチリフタープレート取り外し。
この部品は破損しやすいので要注意です。


クラッチスプリングが6個あるうちの3個を強化クラッチスプリングに交換して30%強化します。

クラッチのセンターロックナットは特殊工具がなくても外せるようになってました。


右ケースカバーを外したついでにフィルターを確認。ガスケットのカスが少し溜まっていました。


オイルポンプ(?)に2箇所、ゴムのOリングがありました。右ケースカバーを外すと大抵カバーに付いて残りますが安易に脱落します。組む時に失くしたりケース内に落ちないようにエンジン側に付けた方が良いかもしれません。

ケースカバーを閉じてクラッチスプリング交換は完了。



ついでに予備エンジンのクラッチスプリングも交換しました。



エンジンを降ろした時に破損したエンジンマウントボルトのナット。
鬼トルクで締まっていたので無理に回してこじってしまいました。


新品部品に交換して適正トルクで締め直しました。



エンジンマウントボルトが長いのか、ナットを締めるとこんなにボルトが飛び出ます。


頻繁に外す事になりそうなので長めのソケットが必要かもです。


軽く整備している間に予備フォーク作成。


これから気温が高くなってくるので少し硬めのオイルを入れておきました。