HRC GROM キャッチタンク | ツッタニブログ

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HRC GROM キャッチタンク取り付けです。

GROM CUPではガソリンキャッチタンクの取り付けが義務付けられています。
インジェクションのGROMはどこにキャッチタンクを付ければ良いのでしょうか?
レギュレーションでは「燃料タンクブリーザーパイプには、適切な材質でできた最低容量250ccのキャッチタンクを取り付け、漏れた燃料はキャッチタンクに放出されるように変更する。」とあります。
この項目に気づかない無知な自分に親切なDCR店長 甲斐田さんが教えてくださいました。
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ガソリンキャップ付近の上部に穴が開いていて、ガソリン給油時に溢れたガソリンが
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このホースを伝って外に放出されます。

これをキャッチするタンクを付ければ良いのです。
もう一箇所、ガソリンタンク内の空気孔。
車体が傾けば空気孔を伝ってガソリンが外に放出されてしまうのでキャッチする必要があります。

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偶然見つけたストップウォッチベース。
角が立っていたのでサンダーで落として使用しました。

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ホースが届かないのでアダプターを介し、ついでに細いホースに変換しました。

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インシュロックで縛っておけばホースは抜けません。
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ホース放出したガソリンで塞がれないように先端を割っておくと良いです。

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ガソリンタンク空気孔からのホースはそのままキャッチタンクに導入。

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完成です。

アンダーカウルを外したついでにオイル交換。
オイルドレンボルトを外して抜いただけだとカム周りに古いオイルが残っているような気がして。

縦型エンジンの場合ヘッドカバーを開けて、カム周りに残ったオイルをスポイトで吸い取っていましたが、GROMは横型エンジン。
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タペット調整孔?を開けたら結構オイルがでてきました。
ヘッドカバーも開けたいところですが、まだサービスマニュアルがないので下手にいじりません。

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オイルは800cc入れてみましたが、オイルフィラーキャップのレベルゲージ内。グロムのオイル全容量は900cc。あと100ccほど古いオイルがエンジンの中に残っているのですね⁉︎
少しでも搔き出したいので、マニュアルが手に入ったら徹底的にも吸い出します!

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