2日目の午後はずっと研究会でした | 居住環境学科な日々

2日目の午後はずっと研究会でした

木方先生が代表の科研費プロジェクトの研究会・見学会の2日目は,午前中には各自で大阪くらしの今昔館を見学した後,午後からは研究会でした。

 

ホテルから少し歩いて,恵美須町から地下鉄堺筋線に乗り,

 

天神橋筋六丁目に。大阪くらしの今昔館は10時開館ですので,今朝はちょっとゆっくりめです。まあ,昨日は結構夜遅くまで懇親会がありましたので,助かります。

 

それでも,開館時間のちょっと前に到着。開館時間前から,9階の江戸時代の町の様子を上から見ることができます。

 

このブログの管理人は,もう20年以上前の訪問したはずですが,当時のことはもうあまり覚えていません・・・。

 

開館後は,音声ガイドも借りて,まずは江戸時代のまちの展示を見学。驚いたのは,外国人の方がとてもたくさんおいでだったこと。日本語での話声は圧倒的に少なく,いろんな国の言葉が飛び交っていました。観光名所のようです。

 

その後,8階に下りて,近代の大阪の展示を見学しました。昨日見学した長屋の模型もありました。いろいろと見て回っているとあっという間に時間がすぎ,結局,近くのスパーでいなり寿司と買って,研究会に参加しながら食べることになってしまいました。

 

研究会は,豊崎長屋という大阪公立大学のサテライトのように借りているらしい(?)長屋で開催です。奥の部屋にスクリーンとプロジェクターが設置され,手前の部屋も含めて,それぞれ思い思いに座って講演や報告を聞くスタイルです。

 

最初は大阪公立大学の中野茂夫先生のご講演。大阪の都市計画史と田園都市論についてです。昨日見学した長屋がどのような時期にどのような背景で建設されたのかがよくわかる,大変楽しい講演でした。ご飯を食べた後だったのですが,あっという間にお話に引き込まれていきました。中野先生には,以前本学でもご講演いただきましたが,やはりお話はとても面白いです。

 

この研究会では,こうして各地のお菓子が持ち寄られます。このブログの管理人が持ってきたのはどれでしょうか?お菓子を食べながら,お話を聞くスタイルです・・・。

 

それから,宇都宮大学の中川嵩章先生のご講演。中川先生は,ゲスト講演者としてお招きしています。「建築家・内田祥三の初期都市計画に関する研究」という博士論文の一部をお話頂きました。特に,大阪北港のお話と先の中野先生のお話がリンクしており,大変興味深いご講演でした。中川先生,遠方からおいでいただき,また大変勉強になるお話を頂き,本当にありがとうございました。

 

最後は,木方先生のお話です。現在進めておいでのご研究の一部のお話でした。フランス語で書かれた資料を読み解くという,このブログの管理人にはとてもではないですが,無理な研究のお話でした。

 

というわけで,最後に集合写真です。

 

もう一枚。このブログの管理人,できるだけ奥の方に立って,少しでも大きさをごまかそうと無駄な努力をしています。

 

この豊崎長屋がある路地の両側にはこんな感じで長屋が建ち並んでいます。が,最後の最後にちょっとだけ写真を。

 

それから,同じく伊丹空港に向かう木方先生と一緒に,梅田駅から阪急の宝塚線に。阪急電車に乗るのは久しぶり。大学生や大学院生の時には結構身近だったのですが。

 

それから蛍池でモノレールに乗り換えて,伊丹空港に。こちらのモノレールももしかして初めて乗ったのかもしれません。

 

鹿児島に向かう木方先生と別れて,熊本行きのゲートに。帰りはジェット機でした。

 

羽田・熊本間と違って,伊丹・熊本間はあっという間です。今日は熊本空港では,こうして,一旦地上に降りて,

 

到着口まで歩いて移動になりました。でも,おかげで,

 

こんな写真も撮れました。熊本空港では意外に下から飛行機を見上げる機会は少ないのです。

 

というわけで,10分ほど遅れて,熊本空港着です。土日に出張ですと,明日の月曜日からまた授業や研究室ゼミですので,ちょっと大変ですが,久しぶりに皆さんにお目にかかることができ,とても有意義な出張でした。

中野先生,木方先生,中川先生はじめ皆様,ありがとうございました。