Mです、こんにちは。
すっかり寒くなりましたね~~~ブルブル((p(>_<)q))
黄色い本の2章を「自由に&心理学的にJW出版物を読む」用に再読していて、思ったことがあります。
ツッコミどころはたくさんあるのですが、
例えば、しょっぱなの見出しから
「聖書は他の本とどこが違うのでしょうか。」
とあります。
これを読んで、
「そっか、どこが違うんだろう」
と思った人。
アウトの予感。危ないですぞ。
「なんで、『他の本と違う』って決めつけてるの?」
と思った人は、セーフです。
アウトもセーフもないですが、
JWの出版物は、海外ではカルト認定もされている宗教の出版物だということを忘れずに。
素直に鵜呑みにしたら、どんどん洗脳が始まってしまいます。
また、同時に思ったのが
「JWの出版物を通して聖書を学んでいくと、どんどん『私はこう思う』という機会が失われていくなぁ」
ということ。
これは本当に危険なことです。
自我を乗っ取られるということですから。
「私はこう思う」という勇気
JWの中で
自分を失わずに過ごすためには
「私はこう思う」という勇気
が大切。
黄色い本を読んでいると、
「聖書はこういうもの」
「神とはこういうもの」
「信仰とはこういうもの」
・・・どんどん、「ルール」が増えていきます。
しかし、
JWの設定したルールに逸脱したからといって
神から罰せられると決まったわけではありません。
ルールと言えばそんなに聞こえはわるくないですが
要は「JWの解釈」ということ。
個人の感覚と組織の解釈が同じになることの不自然さ
自分の気持ちや思考が
JWの解釈と
まるっきり同じになるのは
むしろおかしいでしょう。
最初に書かせていただいたように、
自我を乗っ取られている状態です。
また、
JWの解釈に沿おう沿おうとするのも
人の自然な姿ではないように思います。
常に、
「私はこう思う」
というオリジナルな感覚があるはず。
どんなことにも。
「オリジナルな感覚」を授けてくれたのは誰?
オリジナルな感覚を授けてくれたのはほかならぬ神だと思えば、
「私はこう思う」と表現するのはむしろ善いことだと思うこともできるでしょう。
「私はこう思う」というオリジナルな感覚を
出来るだけ封じ込めて
「私はこう思う」という自己表現がしづらい環境を作り上げて、
組織に都合の良い「マイルール」に、ひとりひとりを染め上げていく・・・
洗脳の一方法です。
自分を殺して、
せっかく授けてくれたオリジナルな感覚を封殺して、
組織に順応し従順になっていく・・・
そのような行動をするあなたのことを、あなたの信じる神が喜ぶでしょうか。
冷静に考えることが大切です。
「私はこう思う」を失わないで。
表現しなくてもいい、自分の感覚を大事に!
JWのコミュニティ内の人に「私はこう思う」と言うのは、
なかなか難しいことも多いでしょう。
でも、
あなたの抱いた感覚を
あなた自身が否定したり無理に消し去ったり
することのないようにしてあげてください。
あなたの抱いたオリジナルな感覚を
あなた自身で味わい、大事にしてあげてください。
そうでないと、
JW組織の操り人形になってしまいます。
JW出版物の洗脳・・・組織の操り人形を作り出す
JW出版物は、
洗脳的な文章で書かれています。
JWの著者も、意識してはいないのかもしれません。
「これが唯一の真実だ」と信じ切って書いているから、
言葉や文章の印象も強いですし、
意志の弱い人、自分に自信がない人なら、
「出版物にこう書いてあるなら、きっとそうなんだろう」
と思ってしまいがちです。
でも、
本当のあなたはどう思っているのか。
「おかしいな」
「自分は違うと思うな」
と感じたときが大事です。
きちんと客観的に、
出版物や組織の在り方を見つめ直していきましょう。
JWとかかわっている方で
「私はこう思う」
と感じる機会が激減している場合や
「私はこう思う」と言いづらいなと感じている場合は
洗脳が進んでいるかもしれません。
気を付けて。
自分を大切に。
オリジナルな主観をキープして。
常に、客観的な視点を持ってください。
つぼみをつぶさずに、咲かせてあげられるのはあなただけ。自分を信じて!
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臨床心理士M
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