Mです。こんにちは。
JW出版物に関しては、
「間違いなく」とか「絶対に」とか「必ず」といった強調表現が挿入されている部分は、聖句が曲解されたりJW的に都合よく解釈されたりしている可能性が高い傾向があります。
心理学的に見てもわかりやすいです。
防衛の心理、そして刷り込みの心理です。
書いている本人が
「ここは『間違いない』ってわけじゃないし『絶対』ってわけでもないんだよな・・・」
と無意識に感じているから、
逆に、強調する表現を使ってしまうことは多々あります。
「間違いない」「絶対」と言うことで、あるいは書くことで、無意識に感じた疑念から自分自身を防衛することができます。
この場合、「JWとしての自分」をゆるぎなくするために防衛するのです。
そうすれば、無意識に感じた疑念は自分の信仰を攻撃するサタンの仕向けた罠だと解釈することができるでしょう(普通は無理ですが)。
せっかく自分自身から生まれた正直な気持ちなのに、もったいないですね。
このようにして
自分自身に「間違いない」「絶対だ」と思い込ませ、心理的に刷り込ませることができます。
また、
「間違いなく」「絶対」「必ず」といった表現は、
決めつけた表現であり、上から目線っぽくもあります。
信者や一般の人に配る冊子で、このような上から目線の決めつけめいた表現を使うことで、
気の弱い人や信じ込みやすい人は
「長年こんな本まで出版している団体がそこまで強調するってことは、ここに書いてあることは本当なんだろうなー」
と刷り込まれやすいです。
強調表現は、すでに信者な人をより信じ込ませ、信者でない人を信じさせやすくする、一石二鳥となっている可能性が高いです。
洗脳的であるとも感じます。
「絶対」「必ず」「間違いなく」。
JW的強調構文のある箇所は気をつけて読んでいきたいところです。
-------------------------------------
臨床心理士M
project.m★zoho.com(★→@)
JWカウンセリング
学習コーチング
生き方コンサルティング
-------------------------------------
本記事は 【JW出版物分析・付記】『聖書の教え』第2章5節 引用聖句の確認と心理学的分析 の一部を加筆修正し独立した記事としました。