といいましても、先生は急病のためおこしになれず、九州一つの会会長の講演へと内容が変更になりました。味噌作りが出来なかったことは大変残念だったのですが、会長のお話や参加者との繫がり等、インプットはしっかりできた一日でした。(もちろん、味噌も頂きました。)また、急遽、私にも話をする機会をいただき、アウトプットもしっかりとさせていただきました。ありがとうございました。
この会では、自然栽培による米と武富先生の塩を用いて作った梅干し入りおにぎり作りと武富先生が作られた長期熟成最高級みそを使用したみそ汁も頂きました。
味はもちろんのこと、優しさがあると思いました。逆に言うととげとげしさがない。我が家でも、ちゃんと出し汁をとった料理と、そうでない料理を子どもたちに与えると、食い込みが違います。小さければ小さいほど本当の味を自然に感じるのではないかと思いながら見ています。子どもの味覚って鋭いと感じることが多々あります。
今回、お話を聞きながら思ったのは、その国の人は、その国の田畑を見ればわかるのではないかということです。田畑=人間の腸内ということです。私が、住む人吉は森や田んぼ畑に囲まれています。つまり、日本人、日本人の腸内を支えているのは、農村、里山ではないかということです。
今回、ご縁をいただきました文化、芸術関係者の方は、原風景を取り戻せとおっしゃっていました。外国の人は日本の原風景を望んでいるということでした。
食、農を通じて最近急速な気付きがあります。里山の使命、人吉球磨でやるべきことが明確になってきました。国を支えるのは、「い・な・か」ですね。
やりますぞー。