本年の振り返りと来年の抱負 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba
 本日は、政治家を志すに至った原点、林英臣政経塾で学んだこと、今後の展望という3部構成で2013年を振り返りながら2014年の抱負を記します。

 まず、私が政治家を志すに至った原点は青井阿蘇神社にあります。
 自分は何者か分からず、どこへ行くのかもわからず、根なし草のようにふらふらとしていた私が、人吉に帰ってこようと思った理由は子どもができたからです。自分が子どもの頃過ごした故郷がまざまざ浮かび上がり、私が育ったように山や川に囲まれた豊かな自然の中で子どもを育てたいと強く思いました。
 地元に帰って、様々な行事に参加するようになってから、おくんち祭り等を通して青井阿蘇神社にも通い出しました。ここで、宮司の話をお聞きするようになって、自分のバックグラウンドを知り、自分はどう生きるべきかというのが少しずつわかりました。一言で言うと縦糸を繋ぐということです。これまで自分のことしか考えていなかった私は、神社での学びを通して、社会のためになること、その社会をしっかりと次の世代へと繋ぐとことということを意識しはじめました。と同時に、学べば学ぶほどこのままで次の世代へ繋ぐことが出来るのかという不安も感じはじめました。そして、既得権益を守る大人たちと、変ろうとしない地域に風穴をあけたいとの想いで市議会議員に立候補し、当選させていただきました。
 地域を変えてやるとの想いで市議になったにもかかわらず、1期目は流された部分もありました。しかし、2期目の当選をさせていただき、新・九州相良クラブを結成してからは、何事にも、是々非々でぶつかってきました。
 今年1年、林英臣政経塾で学んだことは、日本思想こそが世界を幸せに導く考え方だということです。青井阿蘇神社での学びをより深く、より広く、より具体的に学ぶことによって、頭の中でぼやっとしていたことが明確になり、点が線へと繋がりました。また、多くの志を同じくする仲間と出会い切磋琢磨することによって勇気と自信がうまれました。
 今年12月議会で、子ども子育て基本条例の修正案を出させていただきましたが、林英臣政経塾に通っていなかったならば、まあ、いいかっで終わっていたかもしれません。しかし、日本の良き歴史、伝統、文化を歪める恐れがあるようなことは納得するわけにはいきません。知ってしまった者の使命で、見過ごすわけにはいきません。結果的には、否決されましたが、日本思想から外れたところで決まりを作るわけにはいかないと思っています。
 この一年間、林塾長や先輩、同期の皆様のお陰で自分の確固たる信念を築くことが出来ました。今後も常に刀を研ぎながら政治に携わっていきます。
 さて、今後の展望ですが、教育と農業に力を入れていきます。
まず、教育ですが、大変、幸運なことに相良700年の歴史を有する人吉球磨地方は、連続して体験をすることが出来る環境が残っていますので、それらを十分に活用して、日本の歴史、伝統、文化を体験を通して学ぶことが出来る機会を作ります。また、何でもかんでもダメ、ダメといわれる現代社会のなかで、生きる力、つまり死なない力を身につけるために、自然の中での体験の機会を作ります。
 次に農業ですが、世界的な水不足と食料危機が叫ばれる今日、人吉球磨地域で、農産物を生み出します。特に、世界中で勝負が出来るような高付加価値のある作物を生産する体制を作ります。
 私たち新・九州相良クラブは、2013年、自然栽培による稲作を行い、一定の成果を上げることができました。素人集団の私たちが結果を残すことが出来ましたので、今後は、自然栽培のネットワークを形成し、勉強会等を通して野菜や果樹等へも広がるような取り組みを行っていきます。
 以上、2点、体をつくる食と精神をつくる教育に力を入れ、健全なひとづくりを行って参ります。
 本年も残すところ後1日となりました。たくさんの方から学ばせていただき、いろんなことに気付くことが出来ました。一方、いろんな方にご迷惑もおかけしたことと思います。しかしながら、本日記しました通り、日本思想を自分の中心に据え、誇りある日本を次の世代へ繋ぐべく、また、そのことによって世界中が幸せになるような活動を行って参ります。
 2014年も皆様方のかわらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、本年の振り返りと御礼、そして、2014年の抱負とさせていただきます。
 ありがとうございました。
 よい年をお迎えください。