周産期医療について | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba
 昨日、村口隆議員と共に人吉総合病院にお伺いし、副院長の大竹先生から周産期医療の現状と地域の課題についてご指導いただきました。
 人吉市の合計特殊出生率は、2、0前後を推移し全国平均からみてもとても高い数値を示しています。球磨郡におきましても同様のことが言えます。それを支えてこられた1つが開業医の方々です。もちろん人吉総合病院や多良木公立病院も大きな役割を担っていただいていており(多良木公立病院に関しては、現在、診察のみ)医師、助産師さんが少ない中、地元または故郷での出産を可能にしています。
 産婦人科医は昼夜を問わず、お母さんと子どもの都合に合わせられますので、精神的にも体力的にもタフさが要求されます。しかし、開業医の先生方もお年を召されてきています。現在でも、とても多くの分娩を行われており、「凄い」と若い先生方がおっしゃっていました。また、人吉球磨の今のバランスが崩れた場合、地域的にとても厳しい状態になるとおっしゃいました。
 確かに、私も現在の状況を認識していましたが、そこまで深刻には考えていませんでした。というか、自分ごととして考えていませんでした。しかし、昨日お話をお伺いし、地域の周産期医療は地域で守らなければならないと強く感じました。政治で出来ることを早急に進めて行きます。
 結びに、大竹先生をはじめ先生又はスタッフの方には、お仕事で大変お忙しい中、私たちに対して親切、丁寧にご指導いただき誠にありがとうございました。また、今後ともご指導をお願いします。