武雄市図書館 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba
 昨日は、青井さんデジ部で佐賀県武雄市の武雄図書館に行ってきました。
総勢20名が参加し、バスをしたてて、往復5時間の研修旅行は、大人の修学旅行気分で、道中のバスの中も大変盛り上がりました。

 

 青井さんデジ部では、一昨年前、樋渡市長を人吉の青井阿蘇神社にお招きしご講演を賜っています。今回もお忙しい中、時間を作っていただきお話をしていただきました。

 

 私、個人は、今回で2回目だったのですが、人の多さにびっくりしました。平日で2000人、土日は、5000人、ゴールデンウィーク中は、何と7000人の方が図書館を訪れたそうです。1日にですよ。
 すごい図書館を作られたなと感動したのは言うまでもなく、樋渡市長の話を聞いて、また、なるほどと思いました。市長は、どういう図書館を作ろうか?という視点からハードデザイン&ソフトデザインを考えられたのではなく、どういう空間を作ったら市民は気持ちよくすごせるかという視点から空間をデザインされたということがわかりました。
 私は、樋渡市長に、これまでの経緯等も含めてお話をとご講演をお願いしたのですが、過去のことに興味はないと。樋渡市長の中では、もう終わった話でした。私たちが図書館に感動している時に、市長は、新しい感動空間創造に向けて走り出しておられました。なんさま、スピードがはやい。
 今回、研修に行き、樋渡市長のお話をお聞きして思ったのは公共施設は「気持ちのいい空間」でなければならないということです。やもすれば、公共施設だから人が来なくて当たり前といった見方もあるかもしれませんが、公共施設だからこそ、人が集まらなければ意味がない。そう確信した一日でした。
 本市においても公共的な空間を作る機会がありそうですので、そこは、市民にとって「気持ちのいい空間か?」気持ちのいい空間を作るために「どんな工夫をするのか?」ということをお尋ねしたいと思います。「空間を作ったが、人が来ない」と自己満足で終わらないように・・。