自然栽培は世界を救う | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba
 本日は、石川県羽咋市で「 限界集落からの脱却~地域資源を活かしたまちづくりー自活自立出来る地域を目指してー」について、1日かけてみっちりと視察研修を行ってきました。
 視察研修を快くお引き受けいただいた高野誠鮮様、中村友紀様、誠にありがとうございました。

 それでは、早速、ご報告いたします。
  羽咋市には、高野誠鮮さんというスーパー公務員がいらっしゃいます。武雄市のFacebook学会に行ったときにお話をお聞きして「これだ!」と思い、すぐに視察研修のお願いをさせていただきました。高野さんは「ローマ法王に米を食べさせた男」の著者で、カンブリア宮殿へも出演されています。限界集落から脱却するための施策も当然のことながら、私が特に興味があったのは自然栽培です。

 自然栽培とは、無農薬、無化学肥料で自然の中で、自然に作物を栽培する方法です。我々には先入観があります。しかし、それは本当に正しいのか。本当にそうしないと出来ないのか?そういうことはありません。できるんです。我々の農業に対する考えややり方を根本的に覆す話をお聞きしてきました。先入観なしにお聞きするとそれはとてもシンプルで当然のことと感じました。


 これは、人間としての生き方や日本人が日本人を取り戻すための農法だと思っています。そして、日本民族がもう一度世界で輝く、世界に貢献できる農法だと思います。


 自分のことだけしか考えない、お金儲けのことしか考えない人が多い世の中、何でもありになっています。しかし、我々は、それと引き換えに大事な物をたくさん失っています。それを取り戻すための一つの大きな手段として、是非、自然栽培を普及させるべきだと考えます。健康問題から地域経済の立て直し、さらには、日本人が世界から再評価され世界貢献することが出来ます。


 行政もしっかりと旗をふって、自然栽培を進めていただきたいと思います。が、これまで私が行政に対して提案して来たことは、何一つ具現化されませんので、自ら自然栽培による水稲栽培に取り組みたいと思います。


 また、高野さんは挨拶されるときに、我々みたいな青二才に対して100度ぐらい頭を下げられました。人間としての大きさも、身を以て知りました。とても恥ずかしかったです。さらに、今回、寺沢潤世さんという偉い僧侶にもたまたまお会いすることが出来ました。これは、とても幸運でした。
 たくさんの本物を五感でフルに感じることが出来たのが、今回の視察研修の成果です。ブログだけではなかなか伝えきれませんので、興味のある方はお声掛けいただきたいと思います。また、自然栽培による水稲栽培の様子は随時情報発信していきます。 
 皆様と共に人吉球磨から世界を救いたいと思います。