サテライトオフィス in美波町 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba

 同僚の村口隆議員と徳島県の美波町と神山町に視察研修に行ってきました。視察研修の内容は、サテライトオフィスの取り組みについて。


 美波町は、太平洋に面する人口約7,500人の小さなまちです。


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 役所からサテライトオフィスに向かう道から見える景色はこんな感じで、山育ちの私は、絶句。サーファーや釣り人で賑わうのも納得です。

 さて、私たちがお伺いした日は、ちょうど2社目のオフィス開設の日で、我々もそこに出席させていただきました。(関係者の皆様、貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。)


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 こちらは、進出企業の社長プレゼンの様子です。


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 徳島県知事とのビデオ会議にも出席しました。(夜のNHKニュースや徳島新聞に取り上げられました。)


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 中心の方は、美波町長です。式の合間をみて、お話をお聞きすることが出来ました。まず、この施設は、県の老人ホームだったものを譲り受けたこと。当初は、アーティストの受け入れも考えたが厳しかったということ。徳島県もサテライトオフィスに力を入れており、足並みをそろえて取り組んでいること。進出企業に対して、または、受け入れ態勢の充実を図るために、補助金を準備していること等。

 また、2つの会社の社長のお話も伺ったわけですが、1社は、人材確保に成功しているが、もう1社は厳しいということでした。確保に成功している会社は、多数の中からラッキーパンチを狙うのではなく、特定の人を対象にされたのだそうです。サーフィンの雑誌に記事が取り上げられたことも、その1つです。釣好き、波好きスタッフが集い、半波半ITで高い次元で両立が出来ているそうです。


 美波町にお伺いして、サテライトオフィスといっても、企業の考えや目的はそれぞれだと言うことがわかりました。進出の理由も、「景色がいい」「静かだ」「仕事がはかどる」ということではないということもわかりました。「なぜ、徳島か?」ということに対して、明確に答えることが出来る企業そして企業の哲学が一致し、更に、企業の発展を望むことが出来る「何か?」がそこに必要のようです。その「何か?」はそれぞれの企業次第。

 私は、人吉球磨でサテライトオフィスを誘致したいと思い、今回、視察研修を行ったわけですが、企業がビビッとくる「何か?」を示せるかどうかは、我々次第ということです。


 神山町の報告に続く・・。