会派視察研修③ 武雄市 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba

 武雄市視察研修最後は、ツイッタ-、フェイスブックの活用についてです。


 武雄市の全職員がツイッタ-のアカウントを取得。8月1日には、市のホームページをフェイスブックに完全移行などと全国の自治体の先頭を走る武雄市。ここの樋渡市長からお話を伺いたいと思ったのが、武雄市に視察研修に行く大きな目的でした。「これからの自治体のあり方」について、柔軟な考え方を期待して、図々しくも、「市長に来ていただき、話をしてほしい」とお願いしたところ、本当に顔を出していただきました。また、おりしも、「F&B良品」が日の目を見た直後の視察研修ということで、かなりラッキーなタイミング。こちらが依頼していた内容よりももっと新しい、「F&B良品」の話をしていただきました。


議員の視察研修に市長がわざわざ来て、Keynoteでプレゼンをするということ考えられますか?今は、そういう時代です。一般的には、当たり前ですが、行政ではそうではないようです。行政だからではなく、行政だからこそやっていただきたいと思います。



さて、研修の内容ですが、フェイスブックページ前は、月で1500件くらいだったアクセスが、我々が訪れた時には980万ビューをこえていました。ちなみに武雄市の人口は、5万1千人。とんでもない数字です。そこで、樋渡市長がとった行動は、「情報」を通じたつながり(ソーシャルネットワークサービス)から、「モノ」を介したつながり(ソーシャルビジネスネットワーク)に挑戦すること。その目的は、3つ。地域の所得向上、武雄の情報発信、武雄スタイルの確立。目標は、向こう3年で1000品。年商10億円だそうです。ちなみに、現在は、佐賀牛とレモングラスの2品。しかし、どんどん増えていくだろうと予想出来ます。まさに、走りながらの施策です。1000品集まるまで待つより、2品で走りだすという発想は、とても素晴らしいと思います。そもそも、行政が、ワンクリックで商品を変えるシステムを作るということ自体新しい。地方自治体が自立していくためには、このような取り組みも必要だなと強く感じました。


武雄市の視察研修では、考え方とそれに伴う施策にびっくりさせられました。人吉市にも優秀な職員さんがたくさんおられますので、楽しくて、思いきった施策を展開していただきたいと思います。もちろん我々議員もです。


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