読書 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba

 最近、数冊の本を読んだ。

「悪と戦う」高橋源一郎、「69」村上龍、「草枕」夏目漱石、「夫婦善哉」織田作之助。

 政策に関する本は、よく読むのだが、一般質問を終えて、文章で、気持ちを伝えることの難しさを改めて実感し、ちょっと小説を読んでみようと思った。

 「悪と戦う」は、ほとんどわからなかった。「草枕」は、なんかすごそうだと思ったが、よくわからなかった。その他は、話はわかったが、何を伝えたいのか、はっきりとはわからなかった。

 つまり、本を読んでの率直な感想は、よくわからないということがわかった。もともと、わからなかったのだが、それが、また、わかった。

 彫刻にしろ、絵にしろ、書にしろ、歌にしろ、小説にしろ、映画にしろ、芸術というものは、よくわからない。わからないから、わかりたいと思う。見たい、聞きたい、感じたいと思う。そう思う時間も大事かなと思う。とそういうことにしときたいと思う。と思いながら、また、触れる。