漫画家・高岩ヨシヒロのblogです。
代表作『松田優作物語』(秋田書店)『NBA STORY』(集英社刊)
イラスト『学研ミステリー百科７』『THE侍ビジュアル超百科』（学研プラス）
劇画コミック『一つの戦史』発売中！
A.L.E.N. アニメーションアカデミー漫画科教授。
台湾校9月開校予定。
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最近、右翼系の出版社を訪ねる以外はあまり行く機会も無かった神田神保町ですが、
今回は珍しく通常業務の打ち合わせに行って参りました。
とは言えまだ内容は明かせないのですが、『キッチン南海』のカツカレーで腹ごしらえをした後にギャラリー『古瀬戸』で打ち合わせ。
そんで、仕事の話よりも盛り上がったのが、『ブラックジャック創作秘話』の立ち上げ（読み切り）の時の話。
当時の編集長と原作者が、オイラに作画を任せようと思ってた所が、連絡がつかずに吉本さんが作画になったというその過程の話で、
実は作画のオファーが来ていたその時刻、オイラの携帯は麹町警察署にあり（何でそんなところにあるのかというと）8月15日の反天連カウンターデモの際に警察官と揉みあいになってそこで携帯を落としていたというオチ。確かに。その日、刑事に持ってた日の丸の竿を折られた記憶が甦る。。。
担当から「高岩がデモで携帯なくしたらしい」と原作者に連絡が入って吉本さんの作画が決まったとか。
もし、携帯を落とさず連絡がついていたら『ブラックジャック創作秘話』の最初の読み切りはオイラが描いていたであろうと、原作者に言われ
「何であの時 電話落としてるんだよ！」
と20年くらいぶりの時間差で怒られた(笑)
オレも「知らんがなそんなこと」(@￣□￣@;)！！(笑)」
とは言え、、自分としては仮にやったとしてもある程度のクオリティは保ちつつ描けるだろうけど、作品に新鮮味はないだろうなーと思う。
逆にそれでよかったんじゃないかと。（当時、週刊連載していてもう他に描く余裕も無かったし）
まあ、そういう運命の作品だったのだろう。 正直「ちょっと悔しい」という気持ちが無くはないｗ
さて、打ち合わせの結果はどうなるかまだ時間はかかると思いますが、なるべくみんながwin-winになるような結末を望みたいところですな。