JR西日本 6月12日の輸送障害 | 鐵の道

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主に鉄道を絡めた写真を撮っては掲載しています。

憶測もかなり混じりますが。

 

はるかの乗客は線路に降ろし、摂津富田まで歩くことになったようです。

 

茨木駅の略図。本線は貨物、特急、新快速が通る線路。※快速、普通が通る緩行線は省略。

東海道本線下り線は、図で行くと、本線の左側に副本線というか待避線があります。(A図)

 

前日のトラブル、6/12未明にもトラブルがあり、吹田の貨物ヤードは停滞している貨物列車で一杯だったようです。

そこへ当該貨物列車がやってきて、吹田には入れないのでどこかに退避させないといけない、ということで茨木駅の副本線へ退避させたわけです。

 

しかし副本線の有効長が短く、当該貨物列車が収まりきりませんでした。

 

ただ、B図のように完全に干渉するようなはみ出かたではなく、C図のように一見は収まっているようには見えるけど、という状況だったようです。

 

①と②は信号と考えてください。

当該貨物列車を進行させるには①の信号を青にしないといけませんが、

①を青にするには、②より下方の本線に ”列車がいない” 状況でないと青にできませんが、C図の通りはみ出てしまっている以上、

システム的には②より下方に "列車がいる状態" となっており、システム(指令)からでは、①の信号を青にすることは不可能だと思われます。

 

そうなると、①の箇所のポイントは手動で切り替えて、手旗信号での出発 でしか対応できないのではないかと思います。