ガット弦であることがつづいています。
イッサーリスがそうだし、久方ぶりにまさに琴線が共鳴しふるえた
ブルネロもそうだったし。
昨年盛岡で聴かせて頂いた、朝枝信彦氏もオリーブのガット弦でしたし
軽井沢の大賀ホールで聴いた時の東フィル・コンマスの
渡部基一氏もそうでした。そして先日の原田智子さんも。
ナイロン弦がどんどん開発され、ピッチの安定性、張りの強い音色
よりピュアに、よりクリアにと、どんどん新製品うまれ、
その度に「さらによくなった・・・」と思っていたが・・・
ふと気がつくと、そこにびくともしない魅力のガット弦があったと。
いま製作している5弦チェロ、すべてガット弦にしようかといろいろと試作と実験中。