無事にゴールは出来ましたが、結果は去年と同じ3位に終わりました。
心配していた天気は、前日と変わり朝から晴れ。熱中症になる選手が出るほど、とても暑いレースになりました。
2016リオデジャネイロパラリンピックマラソン日本代表選考大会の為、国内選手はピリピリと空気が張り詰めたスタートになりました。
私自身も何時も以上に冷静であるように気をつけました。それは左肩の調子に不安があったからです。前日の記者会見でも言ったのですが、コンディションは「走ってみないと分からない」。
10/29日の高速ペース走の練習中に、左肩に痛みが出ました。あまりの痛みに漕げなくなり失速。そのまま病院を受診し、次の日にMRIを撮ると腱板一部断裂との事。予想はしていましたが、最悪なタイミングでした。
日常生活もままならないので、関節内に痛み止めを打ってもらい養生しました。
水曜日迄は無理かもしれないなぁと辞退する事も考えていましたが、木曜日の練習で気になる程の痛みが出なかったので出場する事を決心しました。
レース前半はペースが上がり、設定タイムの1時間27分以内はクリアできる展開でした。先ずは肩の調子をみながら流れに任せ、8キロ過ぎから前にも出ていきました。
しかし、25キロ過ぎから左肩に違和感がでて、30km過ぎの大野川大橋登りで左前腕が痙攣。前3人に少し遅れ、3キロ程一人で追いかけることも苦しみました。結局先頭集団に追い付いたものの、37km辺りのマルセル選手のスパートに遅れ、山本選手にも離されました。その後は西田選手と前の二人を追いましたが届かず、西田選手との競技場でスプリント勝負に勝ち、何とか3位でゴールしました。
結果、国内2位で選考推薦枠は獲得できませんでした。
応援してくださった皆様、期待に応えることが出来ず本当にすみません。
次の選考大会は、2016/2/28の東京マラソンになります。
メジャーマラソンの優勝者が集まる厳しい大会になりますが、頑張りますので、こちらも応援を宜しくお願いいたします。
スタート前!