天才になれなかったすべての人へ~「左ききのエレン」 | 小さな支店のSNS担当者日記

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「天才なれなかったすべての人へ」

って言葉がとっても気になって読んだマンガ!

 

原作版 左ききのエレン(1): 横浜のバスキア

 

テレビドラマにもなった見たいですが、

そちらは見ておりません。

 

広告代理店にクリエイターとして勤務する

凡人・朝倉光一と天才アーティスト・エレンの話。

 

このマンガ、絵はうまくないんですよ!

最初のころは、えっと~、これとこれは同じ人なのかな?

なんて思ってしまうことも多く、

背景とかもザっとしてるし、

とにかく、絵はキレイじゃないんです。

でも、ストーリーが進むと絵もうまくなってきている気がする。

 

私は、kindleで読んだのですが、

細部まで書きこんだ絵じゃないからなのか

データがめちゃ軽いんですよ!

他のマンガよりもダウンロードが早いのなんのって!

ある意味、それはいいところだと思う(笑)

 

とにかく、絵はいま一つなのですが、

ストーリーは面白いです。

 

天才になりたいのに、なれない普通の人が

もがく姿、自分を見ているようだと思ってしまうストーリー。

 

でも、天才よりも普通の人の方が

圧倒的に多くて、天才じゃないから

成功しないわけじゃないし、

天才だって、普通の人のサポートがないと

うまくいかないんだと思う。

 

ただ、普通の人が天才になりたいと思うと

人生は辛いし、うまくいかないのかも。

 

普通の人には普通の人の歩き方があり、戦い方がある。

そして、普通の人だって戦い方次第では、

天才に勝つことができる。

 

「左ききのエレン」を読んでいるとそんなふうに思えるんだよね。

 

「左ききのエレン」は今も続いていて、

原作版のコミックは22巻まで出ています。

 

10巻で第1部が終わるんだけど、

その第1部の終わりに書かれている

「天才になれなかった全ての人へ」

という言葉がグッとくるんですよね。

 

その一部ですが、好きな部分を紹介

 

・子どものころに夢描いた大人になれたと

胸を張れる人がどれだけいるだろうか

大人は無責任に「夢を見ろ」と言うけれど、

いつしかその言葉は「現実を見ろ」にすり替わる

 

・本気出せ

本気出して本気出して本気出して

それから諦めろ

 

「左ききのエレン」

天才になれなかった全ての人にお勧めしたいマンガです。

 

 

あと、22巻の続きのお話はこちらで読めます。

左ききのエレン|かっぴー|cakes(ケイクス)