売れないのは売ってないから | 小さな支店のSNS担当者日記

小さな支店のSNS担当者日記

勤務する食材販売会社の支店の売上を上げるために始めたインスタグラムやFacebookページ。その運用の様子や勉強したこと、実践したことなどをメインに仕事の話を書いています。そして、ときどき好きな本やマンガの感想も。

 

支店長と社長とのミーティングに備えて、

資料を作ろうと、売上データを見てたんですよ。

 

何がどれくらい、どこに売れているのか

そんなことが知りたくて。

 

すると見えてきたことがある。

 

商品は売らなきゃ売れないんだなってこと。

 

たくさん扱っている商品はあるけど、

売れている商品は、うちの会社と言えばコレ!

というようなメインの商品。

 

それ以外の商品で売れているのは、

大口のお客さんが大量に買ってくれたものがほとんど。

それは、こちらから案内して売ったものよりも

お客さんから「こんな欲しいんだけど」と言われたもの。

 

そんな中で、数か月前からキャンペーンを行っている

商品は、そこそこ売れている。

これは、キャンペーンを企画して、売る活動を行った商品。

 

結局、積極的に売ったから売れたと思うのです。

 

積極的に売ったといっても、ごり押しをして

買ってもらったわけではありません。

チラシを作って、お客さんに手渡したり、

荷物や請求書に同封したりしただけです。

 

これをしただけでも、いままでより売れたんです。

 

これまでは、チラシを作って配ることも

キャンペーンをすることもほとんどなかったようです。

 

営業部員各自が、自分のいいと思う商品を

買ってくれそうだと思うお客さんに案内をする。

あとは、お客さんが欲しいといってきた商品を探して売る。

 

つまりは、積極的に売るということを、あまりしてこなかったんです。

そりゃ、売れないですよね。

 

コロナの前までは、それでも売り上げが

そこそこあり、そのやり方でもよかったようです。

 

が、コロナになって、苦しい状況になった。

そこで、「何か新しいことを!」というのですが、

まずは、やるべきことをやってはどうかと思うのです。

 

積極的に売ることをしてはどうか。

多くの人に商品について知ってもらう活動をしてはどうか。

 

どんなにいい商品があっても、

お客さんに知られていなければ、買ってもらえません。

まずは、今いるお客さんに商品を知ってもらう。

 

 

お客さんのところを1件1件回ってチラシを渡したり、

チラシを郵送してみたり、電話で案内してみたり、

SNSやメール・LINEで情報を流してみたり、

そんな活動をまずはしてみたらどうだろう。

 

こんな当たり前のことをしたって・・・

という人もいるけれど、

そんな当たり前のこともしてこなかったから

やってみる価値はあると思うんだよね。

 

 

まずは、自分たちが積極的に売ってこなかった

ということを自覚して、売る活動をしていく。

それが、売上をあげるための一歩じゃないのかな。