●オスグッドの痛みが2回で改善した話
こんにちわ、松森有紀です。
今日は、講座の卒業生の卒後の授業をしていました^^
実際の現場での、臨床報告などもありますが、今回は、
オスグッドの激痛と正座ができない症状が、2回の施術で改善した、という報告がありました。
その生徒さんは、元々普通の主婦の方で、医療の知識も人を触った事もない、という方です。
使った技術は、難しいものではなく、いつもの12テクだけでした^^
念のため、オスグッド病の解説です。(日本整形外科学会より引用)
<症状>
脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛がります。
時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。
休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
発育期のスポーツ少年に起こりやすいのが特徴です。
<病態>
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の力は、膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。
膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、
脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。
この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。
というわけで、スポーツを休むと痛みがなくなる、というのが、一般的ですが
とりあえず、整体で、痛みが取れ、正座ができるようになったそうで、喜んでみえました。
オスグッドで困っていたのは、卓球を頑張っている男子中学生の息子さんでした。
家庭でも使っていただいていますが、是非、困っている患者さんに使ってもらえたら嬉しいです。
この技術をお伝えしている講座ですが、あと1名で締め切りです。
よろしければ、ぜひ、ご参加くださいね^^
では、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。