『戦争を憎むが故に…』
二十二年の生
全て個人の力にあらず
母の恩偉大なり
しかもその母の恩の中に
また亡き父の魂魄(コンパク)は宿せり
我が平安の二十二年
祖国の無形の力に依る
今にして国家の危機に殉ぜざれば
我が愛する平和はくることなし
我はこのうへもなく平和を愛するなり
平和を愛するが故に
戦ひの切実を知る也
戦争を憎むが故に戦争に参加せんとする
我等若き者の純真なる気持を
知る人の多きを祈る
二十二年の生
ただ感謝の一言に尽きる
全ては自然のままに動く
全ては必然なり
国民の遺書
「泣かずにほめて下さい」靖國の言乃葉100選より
~神風特攻隊員として戦死されたある海軍少佐の遺書(行年24歳)