割れちまった茶碗を100均グッズだけで直そうの回 | まぴっちのミックスブログ

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とか最初は書いてましたが今はテキトーブログです。更新されるのは珍しいほど。
アホな頃に書いた数年前の過去記事は、消したいものばかりです。

何とまあ珍しいことに、このブログが年内2度目の更新とはね。

つうことで記事にしてみるかーという暇つぶしの話題が出来たので書いてみます。

 

とある日曜日の寝起き。

朝ごはんを食べようと、食器棚からいつものように茶碗を出したその時。

なんか知らんけど指の間からすっと抜けて、茶碗が落下!

綺麗にパリイィィーンと割れてしまいました。

OH、MY、GOSH。

ふつーにショック。なんでもっとちゃんと掴んでなかったねん自分。両手で持てや自分。

こういうのって、ああすれば良かったじゃんっていう後悔と反省が瞬時に来るよね。

時を戻そう…いや…時を戻したい…

でもやっちまったもんは仕方ないので悲しみに暮れながらカケラを集めて袋にIN。

なんでこんな未練がましいかというと、この茶碗は10年ぐらい愛用してた訳ですよ。

それも、遠方の夏休み子供イベントで貰った限定品なのね。

子供サイズなので結構小さいんだけど、なんだかんだこれをずーっと使ってました。

10年ぐらい前はまだ今のように何でもケチケチしてなくて、たかが夏休みのイベントでも参加した子供全員に茶碗をくれてた時代なのよねー。

そんなこんなで捨てるのがどうにも勿体無くて、ちっとググってみた。

すると、ガチな金継ぎとかはもちろんなんだが普通に接着剤でくっつくとの情報が。

流石に直して使おうっていう気はなくて、単純に思い出の品として取っておけたらなと思いまして。

色々調べてたダイソーのもんだけで金継ぎモドキが出来るらしいんでチャレンジしてみることにした。

ちなみに親には嫌な顔された。理解出来ないわーそんなもん取っといて。そのうち物で溢れかえるね。とか。

…いや、それってあなたの意見ですよね?←

 

つーわけで1人で作戦実行!

まず用意するのは接着剤ですが、家に常備してあるダイソーのやつで。

他にも二種類のやつを混ぜるタイプとか本格的なのがあるけど、こういう万能系で全然いけます。

陶器をくっつけるのに大事なポイントなのは、シアノアクリレートという成分らしい。

これが99%とか100%なら陶器がくっつく!

 

 

で、割れちまった愛しの茶碗がこちら。

見事にパッカーンであります。

 

 

でもこれは割れ方としていい方なのかも。

あまりにバランバランの細かい破片になっちゃうとくっつけるなんて一苦労だし、上手く戻らない可能性もある。

今回の場合、でかいパーツが3、4つ、小さめのが2、3。すごく細かいのが3ぐらいで済んでた。あとは表面が多少かけたくずくずがあったりとか、その程度。

ジグソーパズルが好きなわたくしですのでまずはどことどこが合うのかを探し、順番を考えます。

まあパズルと違って変に真ん中を残したりすると入らなくなるので、ちゃんと順にくっつけて行きましょう。

 

 

そこそこ苦労して、なんとか形として戻りました。

ちょっと前まで普通に見ていた姿なのに、こうして復活すると感動するもんです。

ダイソーの接着剤だけど、両手で折るように力加えても全然取れないくっつきの良さ。

もちろんレンジとかにかけるとヤバイかもしれんので、食器として使わないこと前提ね。

しかしやっぱり元どおりにはまらない部分も出てきて、細かいパーツは使えなかったりした。

 

 

 

このようにカケラのスペースが空いてしまったり、どうしてもズレて隙間が空いていたり。

接着剤だけだとこれが限度の修復になるわけです。

で、次に登場するのがパテというシロモノ。

こういう隙間とか足りないところに練り込むことで埋められるし、更なる活着にも期待できるぜ。

もちろんダイソーで十分です。金継ぎもどきなので、元々持ってた金色のアクリル絵具も用意しておいた。

 

 

パテなんてそもそも注目したことないし使ったことも無いんだが、ほぼ粘土みたいにして練って付けていくらしい。

しかしこれが実際やってみるとよくわからん。めっちゃベタベタするし、なぜか二色ぐらいに層が分かれてるものを練ることで硬化反応が始まると。

水をつけないとベタベタしすぎて無理なので、なんかもうヤケクソでテキトーにやってみた。

これまた結構苦戦して、とりあえず隙間を埋めることに成功。

 

 

 

どうよ?そこそこ、修復したっぽく雰囲気出てるやろ?

実用性なくて良いならこれで全然良いのよ。

ちゃんと隙間は埋まってて鋭いとことかが無くて、穴みたいな凹みも無い。

これを1日乾かせば、あとは必要なところをヤスリがけするだけですね。

それを元々ダイソーの紙やすりセットを持ってたのでそれを使ったわけだけど、そこまで必要じゃなかった。

それよりもデザインナイフではみ出たところを削り落とす方が重要だったわ。

で、ちなみに乾いた後はこのようなかんじ。

 

 

 

パテが白っぽい色に乾いておりますね。

でもさあこれ、見た目意外と汚いやん?なんか繋げてんなーって感じやん?

そこで登場するのが金色アクリル絵の具な訳ですよ。

金継ぎ風なのでパテが目立つところに塗っていきます。

ていうか100均のアクリル絵の具ってしばらく使ってないと何でこんなんなるのかな。

謎の液体が先にドルォーって出てくるのよ。

 

 

 

そんなアクリル絵の具ですが使い方としては、ほぼ水を混ぜずに使うのがポインツ。

伸びが悪いのは承知の上で、ほんのちっとずつパテの繋ぎ目に塗っていくわけですな。

ちゃんと絵の具まんまの金色が目立つように。

そうして時間をしっかりかけて塗り、完成したのがこちら!!

 

 

 

 

あらあ良いじゃん!

すごく金継ぎっぽい雰囲気になり、繋ぎ目の線が多いのも逆に味となる。素晴らしい出来。

カケラが足りなくてパテオンリーになった部分も、こうして金色になりゃ見栄えが良くなるわけなのよ。

 

さあそんな感じでブログにして参りましたけども。

いかがだったでしょうか。

勿論食事に実際に使う用途ではないが、割れちまった茶碗はこうして修復し思い出の品として残しておくことができる!

もしね、泣く泣く捨てるしかねえやって思ってる人居ましたら是非とも試していただきたいものですね。

つーことで今回はそんな100均DIYでした。

以上!