宗教2世の方の婚活 | 結婚できないはずはない 結婚相談所 京都 マリアージュ・コンソルジュ オフィスenブログ

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社会問題については極力、触れないように記事を書いているつもりなのですがあせる、婚活はどうしたってリアルな社会状況の影響を受けるもの。

だから書かせていただきます。

今、問題になっている宗教2世。
その方々の婚活について、m-officeenの相談所ではどのような事例や事象があるか、差し障りがない程度にお伝えしたいと思います。

デリケートな内容ですので、もし不適切な箇所があったとしたならごめんなさい。

まず、個人情報保護の観点から、相談所は宗教の有無、信心している宗教名を聞くことができなくなりました。

当所では入会なさる方には、「”任意”で答えてくださっても結構です」としています。
IBJではプロフィールの”宗教欄”も削除されています。
入会者は宗教の信者であることを伏せても良いですし、
プロフィール(IBJ以外の加盟組織の場合)に記載しなくても良いのです。
「むしろ、絶対、記載したいメラメラ 相手も同じ信者か、宗教に理解ある人とだけお見合いしたい。どれだけ期間ががかかっても!」というスタンスの人もいます。

ただし、必ずや
トラブルガーンの原因ともなります。
・お問合せ項目に記載する(仲人がそれを見て確認をして、本人さんに伝える「申し込みをくださった方は●●の信者さんだそうです)。
・自己紹介文章や仲人推薦文章にやんわりその旨を書く。
・一切伏せたままでお見合いをして、お見合いや最初のデートで当人がカミングアウトする。(上手く行かないケースがとどんどです)

などなど、仲人さんによっていろんな工夫をしています。
「お見合い相手には絶対!知っていただかないとドンッ」というスタンスです。

 

ほとんどの方は、入会説明か入会の段階で相談なさいます。
多いのが宗教2世、もしくは宗教3世(だから2世となった)。
ご自身が熱心な信者であるケースはあまりありません。

「私自身は熱心に活動していないけど親が・・」
「生まれたときから、親が信心していたので当たり前だと思って大人になった」
「親と一緒に活動の場に行くことが多かったので親友や、学生時代の彼女もその中の人ばかり」

概ね、このような内容です。

大人になり結婚したいと思い、「さて相手を!」となったとき、自分の親が宗教活動をしていることが不利であるのではないかと考えた彼、彼女たち。

しかし、その不利さがどの程度のものなのか、検討すら付かないのです。

だから、相談所のドアを叩き、実際どうなのかを聞きたいと思ったのでしょう。

実は、有料メール相談ラブレター(今はやってません)の相談者さんの中にも、そういう方々が何人かおられました。

宗教2世の婚活者が相談所で苦戦するかどうかと聞かれれば率直に言って、YESです。
「本人じゃなくて親だからいいですよニコニコというお相手もいますが、全体の割合からすればやっぱり少ないぼけー
お見合いまではなんとかクリアできても、交際に進むことはまずないです。

なぜなら、その相手にも親がいるから。難色を示すことが予想できるからでしょう。
大勢いる登録者の中からあえてわざわざ宗教2世の方を選ばなくても、という気持ちも働くのです。
また、宗教2世の方自体、
ウチの親は好きにすればと言っているけど、本当はもっと熱心に活動してほしいと思っているし、結婚相手もいずれ入信してくれたらうれしいと思っているはず。それが本音悲しい」とわかっているからなのだと想像します。

この手のお話は聞いていて胸汗が痛みます。
彼らの心情が伝わってくるからです。やっぱり親との縁は切れないと。
基本的に、とても家族仲家が良かったりするのです。
真面目だし、純粋無垢な雰囲気の方も多いです。
当方にできるのは、しっかり話を聞いてリアルな現状をお伝えすること。

それを踏まえた上で入会なさっていただくこともあります。

今までの例で言いますと、
途中退会された方も多いですが、
相談所での活動最中、親の紹介で同じ宗教関係者との結婚ラブラブが決まった方もいます。
また、宗教団体こそ違うけど、別の宗教活動しているお相手と相談所内で結婚した方もます。(これは宗教2世だけど本人さんたちもそれぞれに熱心に活動)
また、逆に自分は無宗教だし宗教活動に対して肯定的ではないけど、宗教2世のお相手と結婚した方もいます。(相談所で)

宗教2世の方にとっては最後の例が一番、希望ドキドキをもたらすものかもしれないですね。

最後になりますが、一番考えさせられたのは、親の宗教によりかなり特殊な人生を歩まざるを得なかったという話(これはもう婚活相談の域を出ています)を聞いたときでした。

「結婚によって、なんとかこの人に幸せになってもらいたいドンッ!」と強く思いました。
が、結局は無理でした。
いくら親の宗教から離れたとしても、心を支配する何かがあったようです。
難しい問題だと思います。

でも、受け皿は必要ですよね。

ある番組報道で、「宗教2世で悩みを抱いている人が集まるSMSで、自分と同じような人と巡り合い結婚することになった」というカップルを見ました。

むかしよりは、そういう人たちが意思表示できる場が増えているということなんだと思いました。
 


 

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