男性でも女性でも、とても大人しく静かな人
がいます。
基本、人見知り。
慣れていない人との会話が超苦手で、いつも聞き役だったりします。
仲人のm-officeenを前にしても、ほぼほぼ、以下の受け答えワードで終わってしまう方もいます。
「はい」「わかりました」「そうです」「そうでもありません」「ありがとうございました」「よろしくお願いします」「よくわかりません」。
m-officeenは怖くはないけど（自分でそう思う
）、多分、少しの圧はあるんでしょうね。
年齢も年齢だし、顔の作りがわりとはっきりしているのと、長年仕事をして来た人間なので、それなりの強さ
みたいなものを印象として与えてしまうのかもしれません。
身近にそういうタイプのおばさんがいない方（若い人などは特に）は、特に緊張
してしまうのかなぁとも。
話が逸れましたが、じゃあ、お見合い相手に対してはどうかでしょうか？
お見合い時や仮交際になったばかりのころは、
「はい」「わかりました」「そうです」「そうでもありません」「ありがとうございました」「よろしくお願いします」「よくわかりません」。
こればかりだったりもするでしょう。
でも、結果として、こういうタイプの方々が成婚退会
して行かれます！！
途中、「デートのとき、上手く話せなかったりします」とか、「いつもご馳走になってばかりで申し訳ない」とかの相談はありますが、
概ね交際3か月から4か月でサクッと成婚退会します。
どういう相手と？
はい。同じように口数が少なく、人見知りで大人しく、異性との交際経験がほぼない方とです。
仮に相手が男性
だとしたら、世話好きな相談所の仲人やカウンセラーが事細かなアドバイスをしていることでしょう。
デートの誘い方、お店の選び方、予約や会計の仕方、デート後のメール、普段のラインやメールの好ましいやり方（文章）。
結婚観を話すタイミングや話し方、気持ちの表し方、確かめ方、真剣交際
に進む前どうすれば良いか？真剣交際の仕方。
思い出に残り、必ずOKがもらえるプロポーズ
の方法などなど。
それはもう、手取り足取り
。
そのまま、素直に聞き入れて実行する男性も多いと想像しますよ。（自分的に無理なこと、納得できないことはしなくて良いです）
結局は自分と似た人と結婚するのです。
「私は地味で大人し目で人見知りが激しい
ので、
反対に、
明るくてリードしてくれる人で社交的で、みんなの中心的存在にあるような男性が理想です
！」
とか言っても、無理なのです。合わないよ。
今から10年、いや15年ぐらい前までは、
「結婚相談所は、どちらかというとモテない人が入るところ」というイメージが多少あったことでしょう。
しかし、今はまったく違います。
むしろ「入りたくて入れないのが相談所」（必要書類やそれなりの費用
が準備できなければ難しい）
「入れば誰もが結婚できるというわけじゃないのが相談所」（上に上が。ライバルだらけ。選ばれなきゃ選べない
）
なのです。
レベルが上がっている
のは言うまでもありません。
かつて、大先輩の高齢仲人（おじさん）さんが言っていた言葉があります。（それこそ15年ぐらい前）
「はっきり言うて、どうしたってモテないタイプの子がおるもんや
男も女も。
で、やっぱり大人しいし不器用。
よう、しゃべられへん。自信がないからな
でもな、そういう子らほど実は結婚できやすい。
我々、仲人の存在意義
はそこにあるんや。
似た者同志、でも、結婚したら本当に良い家庭を作って行けそうな男女の縁を心を込めて作って行く。
これができるのが仲人なんやと思う」と。
賛否両論あるでしょうが、言い得て妙だと思いますよ。今の時代になっても。
「自分は異性にモテなかった。だから、同じようなタイプの人が合うはず。たった1人の人を見つければ良いと思っている」
そう自覚して、腹は括れている人は本当に早いです。
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