当ブログに訪問してくださった方がどんなキーワードで
来られたかをチェックすると、
「シングルマザー 再婚」「シングルマザー 初婚」
というのが増えて来ています。
まさしく現代社会を象徴するかのよう、
離婚をし子供を抱え奮闘するシングルマザーたちが、
それぞれの悩みを抱えてネットの世界の中に答えを見出そう
としていることが伺われます。
さて、以前も何回かに分けて当所の見解を書きましたが、
結婚相談所を営みつつも、なぜ私が「子連れ再婚で幸せを掴みましょう」
「シングルマザーも1人の女、どんどん恋愛しちゃいましょう」
と声高々にうたうことができないか、その原因について少しお話しましょう。
この仕事を始めるずっとずっと前ですが、
たまたま周囲に、シングルマザーの知人が2人いました。
その人たち再婚経緯を見て、私はあることを感じてしまったのだと思います。
まずAさん。当時20歳代後半だったかな。
働かず子供を大事にしない元夫と離婚し、生活保護を受けながら
3歳と4歳の女の子を育ててました。
あまりの寂しさと辛さで彼女はテレクラに電話をしてしまい、
(今のように出会い系サイトが盛んではなかったですからね)
1人の既婚男性と知り合いました。
その男性は俗に言う結構良い人でした。一部上場企業に勤め、明るく
仕事もやり手、思いやりもある人でした。
(この彼が私の知人。彼なりに家庭に不満を感じてました)
2人は恋に落ち、不倫関係になりました。
彼としては生活苦の彼女をいろいろな面で支えてあげたかったそうです。
が、お決まりの「彼は離婚できない。Aさんと再婚することはできない」
という結論に至り、愛し合う2人はドロドロの感情バトルを繰り返すことに
なったのです。
まだ若かった私は、危うく相談役(聞かされ役)として巻き込まれそうにな
るところでした
そして、Aさんが次に起した行動は、
別の男性を探すことだったのです。
「彼と別れなければならない。
彼の家庭を壊してはいけない。」
なにより、
「私は(子供たちのためにも?)
再婚しなければならない。」
「私と結婚してくれる男性を見つけよう」
と、彼女は考えたのでしょう。
お見合いパーティに出向き、ある初婚の男性を見つけました。
その男性は自分の母親との同居を必要としていたので、
その条件をのむ事ができるAさんを結婚相手に選んだのです。
「自分の親を見てもらう代わりに、Aさんの子供を養育していく」
ギブテイクの関係ですね。
この新しい結婚生活はどうなったと思いますか?
Aさんは再婚相手との子供も妊娠、出産し3人子持ちとなりました。
が、Aさんは、その後、再びの離婚を考えたと聞いています。
※その後、情報遮断させていただいたので、離婚したかどうかは
解かりません。
理由は再婚相手の母親と彼女との確執。
我が息子の実の子でない、Aさんの連れ子への感情を態度で
表わす姑に、彼女は我慢ができなくなったのだとか。
その他、経済的な問題も浮かび上がって来たそうです。
「再婚しても結局、経済的なゆとりは生まれなかった」とも。
さて、どうなんでしょう。
Aさんの再婚が上手く行かなかった原因は、
どこにあると思いますか?
長くなりますので、次回に続きます。
結婚相談所 京都 マリアージュ・コンソルジェ オフィスen