「彼女いない歴=年齢」の男性
結婚相談所にはそこそこいらっしゃることと思います。
入会説明のとき、それとなくお尋ねするのですよ(;^_^A。
ええ、もちろん、失礼のないように。
「え~っと。今までお付き合いをした女性とは、結婚を
考えられなかったのですよね?」
あくまで「彼女がいたことがある」という前提で話を切り出します。
「いや、実は女性とはそういう感じで付き合ったことなくって・・」
とか、
「ああ、そうですね。彼女という存在はかれこれ○年、いませんよ」
というような答えが返ってきます。
原因は仕事が忙しかった、周囲に女性がいなかった、なんとなく(特に)
女性と話すことが苦手だった。
まぁ、こんな感じです。
ブログやHPなど、巷に溢れる独身女性が書く「お見合い体験記」みたいな
ものに目立って多いのが、
”女性に慣れていないというのが丸解かり、ずーっと彼女が
いなかった男性という印象。なんかダサい!”
確かに女性の方が恋愛情報収集力に長けていますし、
デート慣れしていそうですもんね
ただ、(女性から反発くらうことを承知で(・Θ・;))
そういう彼女たちだって、実はそれほどのものではないのです。
群がる男性たちを振りまくって来たわけでもないし、
素敵なデートばかりを体験して来たわけでもない。
「私はモテていたから、エスコート上手な男性をいくらでも
知っているのよ」
というのは詭弁なのです。
そう思い込みたいだけなのです。
”他の女性たちも欲しがるような男”が、私だけを見て愛してくれる
ことを夢見ているだけなのです。
つまりは女性慣れしていない男性たちは、そんな彼女たちに対して
臆する必要はないのです。
「いやいや、残念ながら、そういう男たちは君たちを選んでくれなかったわけでしょ」
と腹の中で思って結構です。
想像するに、「彼女いない歴=年齢」の男性は思春期のころ、なんらかの
事件があって女性が苦手になったのではないでしょうか?
それがトラウマとなっているのでは??
例えば、こんな感じ。
A君は中学2年生。勉強はできるけど運動神経が鈍くややポッチャリ。
発育がよく活発なクラスの男子たちが彼をからかいます。
「おい、A、おまえ、テニス部のB子が好きなんだろう。
噂になってるで」と。
少し離れた場所にたまたまB子ちゃんがいました。
「ええ~、やめてよ。キショイこと言わないでよぉ
なんで私がA君みたいな人と噂にならなきゃあかんのよ。
A君と付き合うぐらいやったら死んだほうがマシやわ」
子供は残酷です。男の子も女の子も。
傷ついたA君はこれでもう、「自分は女の子にモテない」
そして「女の子は怖い、自分を傷つける存在である」と思い込み、
はたまた、同性に対しても「絶対、異性に関する話題はしないように
しよう」と心に決めたはずです。
そのネガティブトラウマをなにかのきかっけで払拭できるのが、ある世代まで
の男性だったはずなんですが、昨今少し様子が違うようですね。
えらく具体的でしょ?
中学生の甥っ子がこんな感じなのです。
「ねぇ、好きな女の子はともかく、好きな女性タレントぐらいはいるやろ?」
と聞いても、
「別に・・。興味ない(そんなはずないのに」とそっぽを向くのです。
彼もまた、「彼女いない歴=年齢」男性になってしまうのかもしれません。
ちょっと心配です(´_`。)。