最初に申しておりますが、私は学歴偏重主義者じゃありません(*^▽^*)。
自分自身もたいしたことはありませんし、
大学院卒やダブルスクールを経験して、学術、研究端の職につく
インテリ女性会員さんを前にするとタジタジするほどです。
さて、そんな中、
大卒の女性と高卒の男性とのお見合いを実行しました。
個人的な関わりもあったので(女性と)、気軽な飲み会見合い。
どちらも明るい性格で、今風のおしゃれが似合う30歳代(前半)です。
住まいも近いし、女性自身「良い方なら学歴は気にしませんよ~」
と言ってました。
ええ、会話の流れは悪くはないのですよ。
ただ、何かが違うと思ったのです。
彼女は気さくでおしゃべりで自己表現も上手い人です。
もちろん、自分が「大卒」であることを、ひけらかすつもりもありません。
でも、彼にとって「付いて行きにくいなぁ~」という話題になってしまったのです。
彼女や彼女の友人の国際ボランティア活動の話。
彼女の仕事の絡みで、他国留学生の世話をしたという話。
彼女の宗教観(特殊なものじゃないです・・)。
国家政治の話(柔らかめですが・・)。
親や兄弟や自分に関わる人々に対しての想い。(ちょっとした人生観)
読んだ本や、好きな寺社やヒーリングスポットの話。
どれもこれも、「知的好奇心が旺盛」ならではの話題なのです(^▽^;)。
いや、彼にとってまったく興味がなかったものだとは思いませんが、
共通キーワードが見つからないのです・・。
たっぷりと大学生活を楽しみ、その延長線上にある仕事や趣味に
嵌っている彼女を、高校を出てすぐに働いている彼が理解するのは
難しかったのかもしれません。
「学歴に拘るわけではありませんが話が合わない、
価値観が合わないと思います」
とおっしゃる会員さんの気持ちが解かりました。
確かにそうですよね。
というか、男性全般、どうしても仕事というフィルターを通じて物事を
見る傾向にあり、いわゆる「幅」というヤツがないのかもしれません。
男性に求められるものはどうやら、いっぱいありそうです