昨日の事です。
ふと昼休みに眺めたTwitterで、これまで生きてきた中で最大級の衝撃を受けました。
【三浦建太郎先生 ご逝去の報】
— ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) May 20, 2021
『ベルセルク』の作者である三浦建太郎先生が、2021年5月6日、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
2021年5月20日 株式会社白泉社 ヤングアニマル編集部 pic.twitter.com/baBBo4J2kL
ベルセルクをご存じない方はそもそもこんなの読まないと思いますので、
それが何でどういうものか、といった野暮な話は控えたいと思います。
ググれば阿鼻叫喚、それこそ蝕が始まってしまったかのような状況はすぐ目に留まるはず。
何十年も続く作品だったけど、ずっと楽しみにし続けていた作品でした。
初めて知ったのはまだ社会人になって間もない頃。
周囲に静かなブームが沸き起こってました。
その当時は、そういう作品があるんだ、くらいの認識でした。
初めてちゃんと作品に触れたのはいつだったか、もう思い出せません。
気付けば、虜でした。
緻密な世界、逞しく弱い人のさま、色んな要素に熱狂してました。
心を揺さぶられたセリフも山ほどあります。
いつも「まだかまだか」と待ち遠しかった。
続巻が発表されるとすぐ予約して、発売までにまた読み返して。
そんな楽しみはもう、終わってしまったんだなと。
あの笑顔と叫び、その未来。
そういう一切が無になってしまったんだな。
っていう事が、中々現実味を帯びてくれません。
三浦先生。
長きに渡る画業、お疲れ様でした。
ずっとずっと楽しみに、ワクワクして、読ませて頂いてました。
何年も何年も、変わることなく心を捉えて離さない作品でした。
心の底からあなたの作品を愛していました。
さようなら。
私にとっては、あなたの作品がかけがえのない日だまりでした。
どうか安らかにお眠りください。