こんばんは。
先日、たまたま開いたある本のページに
「もっと、リスクを負担する」って書いてあったので
春に向け、新たな営業をチャレンジし始めました。
正確にいうと、新しいことをやるときは
勇気がいるので、その本の言葉に後押しして
もらったということになります。
それでも足りないので、親しい行政書士の先生達に
相談したりもしました。
僕と親しい人の共通点は、
「チャレンジが大事」とか「試してみないと」とか
大抵思考がアグレッシブ。
世間が否定しそうなこと(というかされてる)
を平気で応援してくれるので
ほんとは気の弱い僕は、いつも勇気づけられてます。
さて、そんな僕のはるか先を行くような
チャレンジャーである留岡幸助という人の
人生を描いた映画「大地の詩」 の試写会に行ってきました。
僕が開業を決めた日 に見た映画と同じ監督さんの作品です。
留岡幸助とはどんな人かと言うと、明治時代に劣悪な環境に置かれていた
監獄で、牧師として「捨てるべき人間はいない」と
囚人の更生や、監獄の改善に尽力した人です。
また、囚人を減らすためには、子どものときの家庭教育(環境)が
大事と考え、のちに家庭学校というものを開設し、教育にも
力を注いだ人です。
人間の屑というような扱いを受けていた人達を
差別もせず、受け入れていくところや、
あきらめない姿勢、熱い思いを伝え続けていくことで
やがて周りの人の考え方まで良い方向に
変えていくところなど、見習うべきところ、感銘を受けるところも
たくさんありました。
でも、ただ感動するわけにはいきませんでした。
留岡幸助の奥さんは、夫を支えるために貧乏な生活を強いられたり、
夫が無我夢中で海外に勉強に行ってる間も一人で家庭を支え、寂しい
思いもして、無理がたたり、
若くしてたくさんの子どもを遺して亡くなってしまいます。
留岡幸助は、世の中のたくさんの人を救ったけれど、
奥さんや子どもには苦労をかけ、辛い思いをさせました。
幸せとか、人のためとかってなんだろうと複雑な気持ちになりました。
奥さんは、そんな夫に魅かれ一緒になったので、
ある意味幸せだったとは思いますが、
途中で苦しくて反発してることもあったし、
もっと長生きしたかったでしょうから
幸せとはいえない部分もあったかもしれません。
よく「自分の家族を守れないくせに、他人を守れるわけない」という
セリフを耳にします。
自分も育った環境や、諸事情から結構
昔から考えさせられてる課題です。
周囲の安全だけ守るか、家族に少し耐えてもらいながら
世の中全体のことまで考えて挑戦していくか、
どちらが正解ともいえないので難しいです。
それとも、大きな道を行く場合は、
幸せな家族という道は最初から捨てるか。
まあ、家族も幸せ、かつ挑戦したいこともできるのが
理想ではありますが。
特に自分を含め、同業だったり、他の自営業の人
だったりは、仕事の不安定さなどもありますし、
世のためには正しくても、身近な家族のためには
正しくないような場面に遭遇しがちな気がします。
(もちろん、それ以外の人にもあることですが)
ですので、なんだか映画を見ながら
「幸せってなんだろうな」と
悩み始めてしまいました。
まあ、グダグダ書きましたが、
とりあえず自分が「やりたい!」と
思ったことを一生懸命やることが大事だとは
結論的には思います。
突き進むしかありません。
で、この映画を否定してるわけではないので
ぜひぜひおススメです!
4月9日(土)から新宿武蔵野館でロードショー
だそうです。
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