大きな表激を残したゴダール監督の自死
撮りたいものが無くなったとして選んだ選択
しかし、そんな監督が残したプロットがあった
鑑賞日 2024年5月23日
映画館 キネマ館
アート系の作品で知られるジャン=リュック・ゴダール監督。
「気狂いピエロ」で知られ、非常に独特な作品を撮ってきました。
そんなゴダール監督が撮りたいものが無くなったとSNSに投稿、程なくして自死したことは多くの映画好きに衝撃を与えました。
本作はそんなゴダール監督が企画していた作品「奇妙な戦争」のプロットを紹介する作品。
まあ、作品と言ってよいものか怪しい部分もありますが。
というのも、脚本やらセリフのメモ、音楽が脈絡もなく展開されるものとなっており、また唐突に終わるので正直作品と呼べるものでは無いです。
とはいえ、これがちゃんと撮影されていれば・・と思わずにはいられないものであるこは確かです。
近年のゴダール監督の作品で強烈なインパクトを残したイメージの本。
キワモノの類ではありますが、映画の可能性をより知るなら外せません。