目の前で母親が惨殺されたフュリオサ
復讐を誓いつつイモータルジョーの元でチャンスを伺う
そんな折、仇であるディメンタスが不穏な行動を見せる
鑑賞日 2024年6月1日
映画館 ワンダーアティック
PG12対象
ちょっと世紀末だから
(本当は軽めのゴア表現)
マァァーッド、マァァァアックスッ!!
今日もゴキゲンな世紀末ワールドを満喫してるかい?
おっと、狂わないと、生きていけないぜ!?
そんなイカれ狂った世紀末ワールドを舞台に良い感じに頭のネジがぶっ飛んだ連中が大暴れした作品「マッド・マックス」。
全国のマッドな連中たちが子猫物語以上に微笑ましいイモータンジョーとウォーボーイの関係見たさに足しげく通い、超メガ大ヒットを記録しやがった。
アノ熱狂が帰って来やがった!?というのがコイツ「マッドマックスフェリオサ」!
前作で主人公のマックス以上に世紀末に馴染んでいた隻腕の戦士フェリオサ。
そんなフェリオサネキがスキンヘッドの隻腕という出で立ちになったのかが明らかになる代物だ。
ポイント
本作のポイントは世紀末の復讐劇。
世界が崩壊して45年後、ならず者が我が物顔で荒野を暴れる世界の中緑にあふれた地で育ったフェリオサ。
しかし、ディメンタス率いるならず者に捕まり助けに来た母親も目の前で無惨に惨殺されてしまう。
だが、そんなディメンタスも世紀末覇者イモータン・ジョーの前では小悪党として彼の手下になり下がり、フェリオサはディメンタスへの復讐を誓い潜伏。
それから暫く、正体を隠しイモータンジョーの部下となったフェリオサは物資の輸送を担当するが、ディメンタスはイモータン・ジョーに反逆を企てようとしていた。
果たしてフェリオサは仇であるディメンタスを地獄に叩き落す事が出来るのか?
今回は何と言っても世紀末小悪党ディメンタスの成り上がり人生がテーマ。
娘の形見であるぬいぐるみを形見はなさず身に着けてるイカれ野郎、しかしならず者を纏める能力があったようで世紀末に覇を唱えた・・が、イモータンジョーに惨敗を喫し部下に。
それでも反逆の機会をうかがうが、それはフェリオサからの狙われる存在に。
世紀末は本当に地獄だぜー!!
見どころ
見どころは中盤、フェリオサのおつかい。
イモータンジョーの支配地域の物資輸送を担う事になったフェリオサ。
輸送車の護衛を務めるのはもちろんウォーボーイ達!
自らの命もいとわぬ突撃っぷりに身震いせよ!
気になった点
気になった点はフェリオサの故郷のその後について説明が無い事。
マッド・マックス時では連絡を取り合っていたから無事だったんだろうけど、ちゃんと説明があっても良かったのかと。
あと、手あたり次第に探してれば見つけられるんじゃね?
あと
どちらというと、フェリオサよりディメンタスの方が話の主軸になっている本作。
まあ、世紀末だからこういった成り上がりの転落も大いにありなのかと。
もちろんマッドマックス怒りのデスロードに繋がるという流れだけど・・
ちと時間軸があわなくね?
前作、ウォーボーイ達が非常に愛しくなってきます。