政情が不安定な最中コンサートを企画したボブ
しかし、銃撃されイギリスに避難することに
そんなイギリスで燻るボブだったが?
鑑賞日 2024年5月23日
映画館 セントラル
PG12対象
麻薬使用を思わせる描写
レゲエの第一人者、ボブ・マーリー。
今までに無かった音楽故他のミュージシャンにも大きな影響を与えた存在です。
若くして亡くなってしまったので、そこまで活動期間が長くないのが惜しまれるところですが。
そんなボブ・マーリーの半生を題材にしたのが本作。
不安定な国とはいえ命が狙われる状況に置かれると・・
ポイント
本作のポイントは狙われた男。
ジャマイカでレゲエミュージシャンの代名詞となっていたボブ・マーリー。
しかし、当のジャマイカは独立後不安定な政治が続き、マフィアが幅を利かせている状況だった。
そんな折、ボブはコンサートを企画、政治的な発言を潰そうとする勢力から狙われる事を危惧した周りは中止を検討するもボブは準備を進めていくが、予想が的中しボブは襲撃を受けてしまう。
命の危険を感じたボブはイギリスに避難するも音楽への渇望は強くなっていく。
果たしてボブは再びジャマイカの地に戻ることが出来るのか?
展開としてはレゲエミュージシャンとしてトップとなった時代が中心ですが、子どもの頃や駆け出しだった時代の展開も盛り込まれています。
一方、イギリスでの暮らしも浮き沈みが大きかったようで、ミュージシャンとしては順風満帆だけど、交友関係となると・・
見どころ
見どころは前半、強硬したコンサート。
襲撃から数日後、開催を強行したコンサート。
何時ものようにコンサートを始めるけど?
ボブ・マーリーにとって挫折のシーンとなっています。
気になった点
気になった点は歌唱シーンが意外と少ない事。
随時楽曲は流れるのですが、実際歌唱するシーンはあまり無かったりします。
まあ、俳優に歌唱力を求めるのは酷というモノかも。
レゲエの背景を知りボブ・マーリーの伝説の一端を感じることが出来る本作。
レゲエは他の音楽に無い精神的な背景があるので、ゆえに独自性をもたらしている事が分かります。
本作をきっかけにレゲエを学ぶのも良いかと思います。
ただし、マリファナはダメだわな。
ボブ・マーリーが出演したコンサートの様子を収めた作品。
こちらは他のレゲェミュージシャンの楽曲も聞けるのでよりレゲエを知ることが出来ます。