ちょっと変わった春の風物詩が過ぎていった | Mの国より愛を込めて

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春のMの国といえばフラワーフェスタ・・

 

でしたが、近年は国際音楽祭が行われる季節となっています。

そのため、ゴールデンウィークは折角開催してくれる音楽祭に入り浸るという事が多かったのですが、今までのメイン会場が改修工事により使用できないため、分散開催となりました。

 

 

 

流石にクラシックを聴くために遠出するのはちょっと・・という訳でMの首都で開催される公演のみに絞った次第です。

 

 

 

 

 

まあ、そのおかげでサカナクションのコンサートにも不都合が無かったので良かったというべきか。

 

4月29日

完熟☆金管五重奏

 

本来はストリート音楽祭として屋外で行われるはずだった演目。

しかし、当日雨だったため室内で行われることに。

演目の通り金管楽器のトランペット(2本)、ホルン、トロンボーン、チューバによる五重奏。

そのため吹奏楽に近いような・・

なお、演奏曲は映画音が中心でクラシックを知らない人でも楽しめる内容となっていました。

 

5月5日

エクスペリメンタル・コンサート

「クラシックの20世紀」

 

現代音楽の演目、タイトルの通り20世紀に作曲されたものを中心にしたもの。

特に世界大戦に翻弄された作曲家の楽曲が多かったです。

現代音楽はテンポが分かりづらいため中々ハードルが高い演目となっています。

 

5月12日

マイスキー・トリオ

「親子で奏でるアンサンブル」

 

世界的にしられるチェロ奏者、ミッシャ・マイスキーと彼の二人の子どもとの演目。

ただ、ピアニストとして有名になりつつある娘に比べ息子のヴァイオリンはオマケといった感がありますが。

ミッシャ・マイスキーの代名詞となっているバッハの無伴奏チェロ組曲から始まり、ラフマニノフの楽曲が印象的でした。

 

5月19日

「新世界の協奏曲、そして至高の交響曲」

 

最終日の演目

前半はドヴォルザークのチェロ協奏曲、そして大トリはクラシックファンが泣いて喜ぶブラームスの交響曲第1番。

チェロ協奏曲は先のミッシャ・マイスキーのチェロが冴えわたる内容、交響曲第1番は今回の音楽祭で総監督を引退する人がコンサートマスターだったことで会場のボルテージが上昇、演奏も非常に素晴らしいものとなりました。

アンコールではミッシャ・マイスキーがチェロの末席(一番後ろ)で参加するというサプライズもあり大いに盛り上がりました。

 

 

これにて今年の音楽祭は終了。

なお、音楽祭のメインビジュアルを書いていた方が先日亡くなられたそうです。

 

次回から会場も音楽総監督もメインビジュアルも変わる音楽祭に期待したいところです。