仕事の帰り、終点まで寝過ごしてしまったハディージャ
そこで何と家に帰ろうとするも、様々な困難が
真夜中の家路までの帰路は遠い
鑑賞日 2024年4月13日
映画館 キネマ館
PG12対象
未成年の飲酒
通勤や通学で利用される公共交通機関。
自分で運転する方法と異なり、運転に気を使わなくてよいので安心して移動することが出来ます。
なお、安心ですが安全ではありませんのであしからず。
良く安心と安全を同列で並ぶことがありますが、安心運転とは言いませんし。
しかし公共交通機関は油断すると乗り過ごす事も・・?
本作は寝過ごしてしまって絶望する話。
先日のHereの監督の作品となっています。
ポイント
本作のポイントは真夜中の帰路。
清掃員として働いていたハディージャ。
仕事が終わり、何時ものように電車に乗り込むと眠気に襲われる。
そして、気が付くと終点まで乗り過ごしてしまっていた。
タクシーで帰ろうにもお金が無く、バスも運行停止に。
それでも行く先々で人々の優しがに助けられていく。
果たしてハディージャは家路につくことが出来るのか?
ついうっかりやってしまった失敗ですが、だからこそ何とかしようとするも、どんどんドツボにハマっていく可哀そうな展開。
しかしながら、捨てる神あれば何とかというように、親切な人に助けられるのが微笑ましく見えるかと。
見どころ
見どころは前半、油断した時。
電車の座席に座り気を抜いた瞬間!
心地よい環境音楽が、コレは気持ちいです。
気になった点
気になった点は冒頭の演出が分かりづらい事。
印象的なシーンなのですが、セリフの意図がイマイチわかりづらいです。
派手さは無い作品ですが、何かと心に残る本作。
夜の探索が微笑ましく見えてくる・・かも。
やや独特な雰囲気がありますので、新しい映画の可能性を感じます。