シェルターを運営するエヴリンと息子のジギーはすれ違い気味
そんあエヴリンは保護した女性の息子の献身さに惚れ込む
一方ジギーも意中の女性の気を引こうとあの手この手だが?
鑑賞日 2024年3月24日
映画館 キネマ館
親子といえども、人格は人それぞれ。
そのため次第にすれ違いや、最悪仲たがいという事も。
相続とか最悪です、はい。
本作はそんな親子のすれ違いが題材の作品。
いや、お互いのすれ違いっぷりが中々ぶっ飛んでいたりします。
ポイント
本作のポイントは気になる存在。
シェルターを運営するエヴリンは最近動画配信に熱中している息子のジギーとすれ違いの関係に悩んでいた。
そんな折、保護した女性の息子の献身さに驚き、彼の助けになるため面倒を見ることに。
一方のジギーも意中の女性の木を引くため詳しくない文学を知ったかぶりする始末。
それぞれ気になる相手との関係が近づいでいると感じていたエヴリンとジギーだったが、そう甘くないようで?
果たして二人の関係の行く末は?
最初はギクシャクした親子関係が繰り広げられるのですが、その後はそれぞれ意中の相手に対し四苦八苦。
しかも、その行為が次第にエスカレート、後半になると流石にやり過ぎじゃね?というレベルに。
ジギーは経験の無さ、エヴリンは独善さが暴走していきます。
しかし、手書きのポエムをオカズにするたぁ、中々の変態です。
見どころ
見どころは前半、ジギーの配信。
そこそこ人気動画配信者であるジギー。
甘い歌で投げ銭にあずかる様子は今どきの高校生・・かと。
後半に繋がるシーンでもあります。
気になった点
気になった点は夫&父の存在が勿体ない事。
ギクシャクする母と息子の関係を見守る存在なのですが、二人の行動が暴走し始めると蚊帳の外感が増していきます。
もっと、ふたりの関係に割り込んでも良かったのかも。
展開がどんどんイタい方向に進んでいく本作。
そのためどちらかというとコメディ要素が強い作品とえるかと。
意外と肩の力を抜いて楽しめる作品となっています。
主演である、ジュリアン・ムーアの代表作。
アルツハイマー型認知症を患い次第に記憶を失っていく話となっています。